ホームページ『季節の小箱』へ
===========================================================
◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.338 2010/11/13 発行部数 1174
===========================================================
『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
===========================================================
こんにちは。いつも、たくさんのコメントありがとうございます。
質問がいくつか寄せられていますので、今週は、それにお答えし
たいと思います。
コメントにメールアドレスを入れていただいた方には、いつも直
接詳しいお返事をしていますので、もし、これまでにアドレスを書
いたのに返事が来ていないという方は、ご一報ください。
(^o^) こんな時は
Aさんより**************************************************
我が家ではテレビは許可制にしています。
そのせいか、読書(活字)好きの子供で、読む速度も速く、部活に
忙殺されるような生活の中、読書量も多いと思います。
傾向は最近の作家のものが多く、極端に言えば流行りものです。
このままでは読み流しで、単なる娯楽のような気がして、テレビ
と変わらないかなと思ったりすることがあります。
例えば『三国志』『戦争と平和』のような、もっと荘厳で重厚な
ものを読んで欲しい気がするのですが、今のまま子供任せでよいも
のでしょうか。
************************************************************
お答え******************************************************
本を読む、最大、最後のモチベーションは、やはり、人とのつな
がりだと思います。
『三国志』にしても、『戦争と平和』にしても、語り合える人が
近くにいたら、多少面倒でも、読む気になるのだと思います。
自分の尊敬する人が『三国志』を熱く語っていたら、誰だって『
三国志』を読みたくなります。
お父さん、お母さんは、ご自身の好きな本を読んでください。
そして、読ませたいなあと思う本に出会ったら、読後、リビング
の本棚に立てかけておくとよいと思います。
************************************************************
Bさんより**************************************************
小学校で教員をしています。
「私の担任する学級では、テレビを見ることは禁止です。」の一
文で、止まってしまいました。家庭でのテレビを禁止しているので
すか?
もしそうであれば、どういう話し方、切り込み方でそうしている
のか教えていただきたいです。よろしくお願いします。
************************************************************
お答え******************************************************
特に何もしていません。「禁止です」と言っているだけです(^o^)。
時々、「守っている人は手を挙げて」などと聞きます。罰などは
ありません。教員には、「強制力」がないから、仕方がないと思っ
ています。
テレビ禁止の理由はお父さんやお母さんにも伝えています。(ルー
ルの理由等については、バックナンバー「テレビ禁止令」等をご覧
ください。)それを守るかどうかは、子どもの意識と家庭の方針次第
です。
このルールは、守れば確実によいことがあります。それを信じて
もらえたらうれしいと思っています。
************************************************************
Cさんより**************************************************
息子と、友達のA君は大の仲良しです。A君もとてもよい子で見
ていて安心できます。
ところが、A君のおばあさんが「B君(うちの息子)と遊んではい
けない。B君の家の人もよくない」と言っているという噂を聞きま
した。
A君はおばあさんには内緒で、家に遊びに来てくれているようで
す。
直接きいたわけではありませんが、A君のおばあさんの言い方に、
私もかなりかなりへこんでしまいました。
こんな時は、どうすればいいでしょう。
************************************************************
お答え******************************************************
結論から言うと、「相手にしない」のがいちばんだと思います。
もし、A君のおばあさんと特別仲良しの関係になりたいというの
であれば話は別ですが、その点がどうでも良ければ、ほうっておい
ていいことだと思います。
もちろん、A君と息子さんのおつきあいはそのまま、大事にして
やってください。
A君はとてもよい子そうだし、おばあさんの言うことよりも目の
前の息子さんを信じているのですから。
Cさんは、そのおばあさんのことを考えるより、息子さんのクラ
スのお母さん達と、もっともっと仲良くなることに時間をお使いに
なる方がよいと思います。
その方が、Cさん自身が幸せになれます。幸せなお母さんでいて
ください。
息子さんの話の中から、お友達のよい話が出たら、思い切ってそ
のお宅に電話をし、
「息子が仲良くしてもらって、ほんとにうれしいです。これからも
よろしくお願いします」
と一言伝えるだけでも、仲良くなるきっかけになることがあります。
************************************************************
こんなふうに勝手なことばかり書いていますが、こんなものでよ
かったら(^o^)、お答えさせていただきます。
さて、長くなりましたが、先日、子ども達にこんな問題を出しま
した。タイトルは、「夢をかなえる力が育っているか診断テスト」
です。
1 君は靴のセールスマンです。ある国のある村にセールスに行き
ました。村長にあいさつに行くと、村長は裸足です。「せっかく来
てもらったのに残念だね。私の村では昔から靴を履く習慣がなくて、
先祖代々裸足なんだよ」と言われました。そこで、さっそく君は、
本社にそのことを報告しなければなりません。何と報告しますか。
2 君は魚屋をやりたいと思って、ある町に来ました。調べたとこ
ろ、この町には100人が住んでいて、30人が魚好きだそうです。
この30人が店に来てくれれば、店はやっていけます。ところが自
分と同じように、この町で魚屋をやろうとするAさんという人がい
ることがわかりました。君はどうしますか。
この問題、お子さんはどんなふうに答えると思われますか。
子ども達がどう反応したかは、また次回、お知らせします。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★