ホームページ『季節の小箱』へ  

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.340     2010/11/28  発行部数 1171
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================
   
    こんにちは。今度の土曜日は、生まれて初めてのライブハウス、
   その翌日はコンテスト、と、人前で歌える日が続くので、毎晩夜中
   に練習して喉がくたびれてきました。体育の時間に子どもに声をか
   けるのが大変です。(^o^)
   
    いつも、コメントをたくさんありがとうございます。一言で、す
   ごく元気になれます。
   
    今週も素敵なコメントをいただきました。
   
           (^o^) 物語を読む
   
   ************************************************************
    子供たちと共通の本を読めるようになったので、狭いリビングに
   本棚を買い、家族の本を集めました。
    結構ありびっくりしました。息子と娘なので、買う本のジャンル
   も違い、ちょとした図書コーナーです。
    まだ主人が参加していないので、また違う種類が増えると思うと、
   わくわくします。
    本棚の前で本を選んでいる子供たち、好きです。
    話題も増えました。ちなみに私は今度は「もしドラ」を読む予定
   です。
   ************************************************************
   
    素敵なリビングになりましたね。「もしドラ」は6年生くらいだ
   ったら理解できそうです。
   
    3学期、授業に余裕が出たら、教室で「もしドラ」の朗読会をや
   りたいなあと思っています。
   
    さて、読書ですが、本の読み方は本来個人の自由で、それぞれに
   楽しみ感動すればいいのですが、国語の授業では、読み方の一端を、
   みんなで学習します。
   
    国語の教科書の読み物は、主に「物語文」と「説明文」に分けて
   考えます。
   
    どちらも、内容を読み取り自分なりの感想や意見を持つ、という
   のが最終目的です。
   
    しかし、決められた授業時間では、なかなか完全にそこまでいか
   ないので、読み方の一部をクローズアップして取り扱います。
   
    先月は、「川とノリオ」という物語文を学習しました。
   
    本当なら、戦争の背景を知り、物語の場面を読み取り、感動の上
   に作者の真意を読み取る、というところまで行きたいのですが、今
   回は、徹底的に、言葉に注目する読み方にしました。
   
    「今回は、分からない言葉、ではなく、ここを掘ったら宝が出て
   きそうな怪しい(^o^)言葉を見つけて掘り起こそう」と呼びかけまし
   た。
   
    子ども達は、物語のあちこちにある「怪しい言葉」に印を付けま
   した。
   
    全部を合わせると、あまりに多く、予定の倍の授業時間を使って
   しまいましたが、子ども達が見つけた言葉をすべて取り扱い、みん
   なで、この言葉の底にどんな宝物が隠されているかを討論しました。
   
    「川とノリオ」という作品が持つ魅力をすべて捉えられたわけで
   はありませんが、授業がすべて終わったとき、ある子が「こんなに
   詳しく読んだことはない。面白かった」と言いました。
   
    家で読書を楽しむ時は、こんな読み方をする必要はありませんが、
   親子で同じ本を読んだ後には、「この言葉、すてきだね」と、ちょ
   っとだけ話すだけでも、物語文をより深く味わうきっかけになると
   思います。
   
    この授業が終わった後は、説明文の「人類よ、宇宙人になれ」(立
   花隆 著)を、違う読み方で読んでみました。(次号に続きます)

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★