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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.350     2011/2/13  発行部数 1146
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。ほんの少しだけ、暖かな日が続きました。でも、ま
   た冬に逆戻り。そちらは、雪の被害はありませんか。
   
    先週もたくさんのご意見、ありがとうございました。
   
   みなさんの声***********************************************
    主人がたまに、子供をゲームセンターに連れて行くのがいやだっ
   たのですが、やはりきっぱりやめてもらいます。ありがとうござい
   ます。
   ***********************************************みなさんの声
   
    夫婦の間でも、言いにくいことはありますね。でも、子育てに関
   してだけは、必ず、心の底まで見せて、話し合うことが必要だと思
   います。
   
    親は、多くの役割を夫婦で分担しますが、「子育てを方向付ける
   根はひとつ」であるべきだと思います。
   
    職場でも、同じですよね。
   
          (^o^) どこに属しているか
   
    4年生(私の担任学年ではない)のお母さんから、手紙をもらいま
   した。
   
    こんな内容でした。
   
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    先日、うちの子が、下校途中に6年生(私の担任している学年です)
   数人にかこまれて、意地悪をされたと言って帰ってきました。
    すぐに、その6年生を探しに行きましたが、見つかりませんでし
   た。
    近くにいた知り合いの6年生A君にそのことを話すと、A君は、
   
   「え?、6年生がそんなことをしたのですか。もし、今度、そうい
   うことを見かけたら、僕が止めます」と言ってくれました。
    とても感激したので、お知らせします。
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    この話を帰りの会で聞いたクラスの子ども達は、歓声をあげてい
   ました。
   
    A君がこう答えたのは、A君の心の中に、自分は「6年生という
   チーム」の一員であるという気持ちがあったのだろうと思います。
   
   
    自分が今、どこに属しているかという意識は、その人の言動を左
   右します。
   
    「自分」という小さな世界にしか属していない人は、「自分」の
   都合でしか話さないし、行動しません。
   
    「世界」「地球」「人類」などの世界に属している人は、その広
   い目で話したり、行動したりするでしょう。
   
    生まれたばかりの人間は、みな「自分」に所属する人です。
   
    それが、成長するにつれて、いろいろな経験を積み、心を育て、
   より大きなチームに所属していることを自覚していきます。
   
    そして、大きく広い視点で、ものを見て、考える力は、やさしい
   心を育みます。
   
    何歳までに、どの程度の大きさのチームを意識できればいいかは、
   一概に言えません。
   
    でも、小学校を卒業しても「自分」しか見えない人間では困る、
   と私は思っています。
   
    クラスの子ども達も、そういうことを意識しているから、A君の
   行動に歓声を上げたのだと思います。
   
    この子は、どのくらいの大きさの世界を意識しているのだろう。
   
    そんなことを少し考えながら、お子さんの言葉に耳を傾けると、
   お子さんの思わぬ成長を感じられるかもしれません。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★