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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.351     2011/2/19  発行部数 1143
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。しとしと降る雨も、ここ静岡では、春の音に聞こえ
   ます。そちらでは、春を出しているでしょうか。
   
    先日、多くの方から写真提供のお知らせをいただきました。
   
    第1弾は、「なきうさぎに会ったなら」
     http://www.youtube.com/watch?v=FHnQ0N4DUOw です。
   
    貸していただいた、なきうさぎの写真、北海道の写真がとても素
   敵です。お時間がありましたら、一度ご覧ください。
   
   みなさんの声***********************************************

   大人でも仲間意識が強いことってありますね。
   それ自体はチームプレーでいいと思うんですが、
   4,5人の仲間だったり、地元がどうのと小さい枠の中だけで完結して、
   その他を認めないって結構あります。
   自分はそういうのが苦手ですが、チームだからこそ頑張れたり浄化
   できたりすることもあるというのは、あまり気づきませんでした。
   友達や仲間やいろんな方のおかげでという個人同士の関係はわかっ
   ていましたが、チームのおかげという考え方はとても新鮮でした。
   
   ***********************************************みなさんの声
   
    仲間という言葉は、よい時もありますが、もともと排他的な意味
   も持っているので、気をつけたいといつも思っています。
   
    子ども達には、チームで固まる、ではなく、チームを代表する心
   意気を持ってほしいと思います。
   
         (^o^) 場所にも誇りを持つ
   
    先日の会議の中で、校長がこんな話をしました。
   
   「朝、正門で子どもを迎えている時のこと。
   
    目立つごみが一つ落ちていた。
   
    子ども達の登校が終わったら、拾っていこうと思っていたら、3
   年生が拾って教室に持って行った。
   
    こういう子に育ってくれて、とてもうれしい」
   
    これは、とても大事なことです。
   
    この3年生は道徳心がある、と大雑把に捉えてもいいのですが、
   私は、この3年生は(本人の中では無意識でも)自分の通う学校が好
   きで、誇りを持ち、きれいでいてほしいと思っているのではないか、
   と考えます。
   
    普通の会社や店舗などを訪問しても感じますが、いつ行ってもき
   れいな所は、そこの従業員の方々が、誰もみな、自分の会社やお店
   や、そこで仕事をする自分を誇りに思っているのではないか、と感
   じます。
   
    学校には毎日、15分間の掃除の時間があります。
   
    子ども達はその時間になると、自分の分担場所に行き、まじめに
   掃除をします。
   
    今年の初め、担任する6年生には、もうひとつレベルアップして
   もらいたいと考えていました。
   
    それは、自分の掃除分担場所に責任を持ち、掃除をしていること
   に誇りを持つ、ということです。
   
    掃除時間だけでなく、1日中、どんな時も、自分の掃除分担場所
   を気にかけ、いつでもきれいになっている状態にしておいてほしい
   と思ったのです。
   
    そこが汚れていたら、掃除時間でなくても掃除をする。
   
    もし、そこを汚す人がいたら、喧嘩をしてもかまわない…そのく
   らいのことを願っていました。
   
    しかし、私の用意した指導法は効を奏さず、卒業1ヶ月前の今も、
   なかなか、私が願ったような姿にはなっていません。
   
    あと1ヶ月、少しでも、自分のチーム(掃除の班、学級、学校、市、
   県、国、地球…)にも、自分の仕事にも誇りを持てるような指導を考
   えたいと思っています。
   
    小さなごみを拾う。こんな小さな仕草の中にも、お子さんの視野
   の広さが見える、と思うと、きっとお子さんが頼もしく見えてくる
   のではないでしょうか。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★