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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.352     2011/2/25  発行部数 1143
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。梅が思いの外たくさん観られます。ここ静岡では、
   予想より早く春が訪れるのかもしれません。そちらはいかがでしょ
   うか。
   
    「なきうさぎに会ったなら」
    http://www.youtube.com/watch?v=FHnQ0N4DUOw
     ご覧いただきありがとうございます。
   
    貸していただいた素敵な写真のおかげで、歌が100倍くらいよ
   くなったような気がします。
   
    これからも、同様の形で歌をユーチューブにアップしますので、
   また、写真を貸していただける方がいらっしゃるとうれしいです。
   
   みなさんの声***********************************************
   はじめてメッセージします<(_ _)>
   なるほどな〜と読ませていただきました。
   子育てにも、自分に対しても参考にさせていただきますね!!
   ***********************************************みなさんの声
   
    書いている私も、子どもの姿を観て、毎日、自分を振り返って反
   省したり、時々自分をほめたりしています(^o^)。
   
       (^o^) 「常識」を外して、単位を整理する
   
    今日は、6年生の算数の話です。
   
    6年生の最後に、今まで習った単位の仕組みをまとめるのですが、
   これが厄介だと感じる子は少なくありません。
   
    頭の中にすっきりと収める方法はないものかと、苦労している子
   どもは多いと思います。
   
    問題点は2つあります。
   
    ひとつは、これまで、生活の中で、「センチ」と「ミリ」を長さ
   の単位として口にしてきていることです。
   
    本来は「センチメートル」「ミリメートル」であって、長さの単
   位は「メートル」の方です。
   
    「センチ」は100分の1というだけの意味、「ミリ」は同様に
   1000分の1という意味しかありません。
   
    それが、生活用語から、子どもの頭の中では、「ミリ」より長い
   のが「センチ」、「センチ」より長いのが「メートル」、「メート
   ル」より長いのが「キロ」というふうに、「ミリ」や「センチ」が
   「長さ」になってしまっています。
   
    長さは「メートル」、重さは「グラム」、かさは「リットル」、
   広さは「アール」が単位です。
   
    「ミリ」「センチ」「デシ」「デカ」「ヘクト」「キロ」は何倍
   かを表すだけで、単位ではないということが整理できれば、単位の
   勉強の半分は、できていることになります。
   
    ただ、子どもの頭の中では、「それまでの常識」と違うようで、
   整理するのが難しいようです。
   
    もう一つの難関は、「平方メートル」と「立方メートル」です。
   
    1mが100cm、は、どの子も知っています。
   
    そこで、考えるのが嫌な子は、1平方メートルも100平方セン
   チメートルにしたくなります。
   
    ここは、落ち着いて、正方形の絵を描けば、大きな正方形の中に
   小さな正方形がいくつあるかがわかり、1平方メートルは、1平方
   センチメートル10000こ分(100×100)であることがわか
   ります。
   
    立方メートルと立方センチメートルの関係も、絵を描ければ、間
   違いはなくなります。
   
    あとは、「1辺が10mの正方形が1アール」、「1辺が10c
   mの立方体が1リットル」、そして、「1立方センチメートルの水
   の重さが約1グラム」を覚えたら、6年生の算数は終わりです。
   
    これらを応用すれば、基本問題は簡単に解けます。
   
    整理できれば難しくない学習ですが、「センチは長さという常識」
   を頭から外すのは、子どもにとってなかなか容易ではないようです。
   
    大人の私たちも、気づかぬうちに、いろいろな場面で、変な常識
   にとらわれているかもしれませんね。
   
    単位の勉強をする度に、いつもこんなことを考えてしまいます。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★