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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.354     2011/3/11  発行部数 1137
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。小学校は、あと1週間で卒業式。毎日、式の練習を
   しています。
   
    それにしても花粉が飛びすぎです。卒業式は、感動する前に、花
   粉で目が真っ赤になりそうです。
   
   みなさんの声***********************************************
    子供はいつも全力で、褒めがいがありますね。
   ***********************************************みなさんの声
   
    まったくそのとおりです。だから、この仕事も楽しいのだと思い
   ます。
   
    ただ、大人の中には、それに気づかない人もいるようです。もっ
   たいないことです。
   
    「よい子」を読んでくださっているみなさんは、子どもがいつも
   全力なのがわかっているので、よい子育てができているのだと思い
   ます。
   
      (^o^)算数のノートを未来の自分へのプレゼントにする
   
    算数の不得手な子の中に、ノートの使い方に、もう一工夫ほしい
   と思える子がいます。
   
    一つめは、筆算です。
   
    式と答えを書く場所はしっかりあるのに、途中の筆算を書く場所
   がなくて、ノートの隅の方にごちゃごちゃと書いている子が、けっ
   こう多くいます。
   
    ノートの紙の節約だと思っている子もいるのかもしれませんが、
   これは、逆にもったいないことです。
   
    もし、その問題の答が違った時に、筆算をしっかり振り返ること
   ができるようにしてあれば、単純なミスを見つけられ、時間の節約
   になるかもしれません。
   
    そうでなくても、ミスの場所を発見して次に生かすことは、とて
   も大事なことです。
   
    二つめは、問題を解く道筋の解説です。
   
    算数では、問題を解けるかどうかにばかり目が行きがちですが、
   解けるかどうかよりも、その問題を解いた道筋を、次に生かせるか
   どうかの方が重要です。
   
    そのためには、それがどんな順序で解かれたかを、できるだけく
   わしくノートに残した方がよいでしょう。
   
    特に、「間違えた問題」「わからなくて先生や友達に解き方を教
   わった問題」は、その解答への道筋を、図と文で、ノートに自分で
   解説しておく必要があります。
   
    正解した問題でも、解くのに手こずったり時間がかかったりした
   問題は、「自分の解説」を残しておく方がよいでしょう。
   
    後でノートを見直すこともあるでしょうし、見直さなくても、書
   くことで頭の中に道筋を整理しておくことができます。
   
    黒板に書かれたものをノートにきれいに写すだけでは、そのノー
   トはほとんど役に立ちません。
   
    子ども達には「ノートは未来の自分へのプレゼント」だと言って
   います。
   
    そういう気持ちでノートを「作る」ことができるようになった子
   は、あとあと、力の伸びは加速度的になっていくでしょう。
   
    とはいえ、教室での悩みは、ノートを作る時間を充分に生み出す
   ことができないことです。
   
    もし家で余裕があったら、お子さんの算数のノートを見てくださ
   い。
   
    自分にプレゼントするようにていねいに書かれていたり、考えの
   道筋が(できれば自分の言葉で)書かれているのを発見したら、いつ
   も以上にほめてやってください。
   
    ほめられた喜びは、お子さんの心の中で、ノート作りに燃える炎
   の燃料になります。
   
    燃える心は、時間さえ生み出してしまうんですよね。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★