ホームページ『季節の小箱』へ  

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.364     2011/5/22  発行部数 1112
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================
   
    こんにちは。昔から、春ってこんなに短かかったでしょうか。
   
    4つの季節があるのが自慢の国なのに、2つしかなくなってしま
   うのではないかと、少し心配になります。
   
    先週も、たくさんのコメントありがとうございます。
   
       (^o^) ついでに、もしくは、自分のために
   
    先週の記事に関連して、こんな情報をいただきました。
   
   みなさんの声***********************************************
   うちの子は中一になりましたが、歴史で教科書を自主的に音読する
   宿題があります。
   (自分で読んだページを音読カードに記入し提出します。)
   その宿題だけは、楽しいようで♪すすんでやっています!
   ***********************************************みなさんの声
   
    中学校でも、音読が、力を伸ばすのに生かせるんですね。
   
    私は、ある時期まで、授業中子どもに朗読させて、じっと聞いて、
   間違いを直す指導をしていました。
   
    もちろん、これも大事な指導法ですが、ある時、模範を示そうと
   思って読んでみたら、昔に比べて、自分がとてもへたくそになって
   いるのに気づきました。
   
    どうやら、年をとると、滑舌や呼吸法が悪くなっていくようです。
   (^o^)
   
    これはまずいと思い、授業中、子どもといっしょに大きな声で読
   める時間を作るようになりました。
   
    子どもが正しく読めるように、静かにじっくり聞いてやるのが大
   事だと思って、そうしていた頃は、子どもも緊張して、なかなか大
   きな声で読めていませんでした。
   
    しかし、私がいっしょに大きな声で読むと、子ども達も負けずに
   大きな声で読むようになりました。
   
    結局、自分で読みながらも、子どもの読んでいる声や言葉が聞こ
   えてくるようになりました。
   
    もちろん、私自身も、滑舌がよくなってきました。
   
    同様に、音楽の授業も、これまでは、子どもの歌を聴いて、歌声
   などを修正をすることに重点を置いていましたが、特別その必要が
   ない時は、自分もいっしょに歌うことにしました。
   
    すると、子ども達の歌の声も大きくなりました。
   
    朝の会などでも、毎日、全力で歌っているので、おかげで、自分
   のライブ前の練習も、半分以下の時間で、ピークに持って行けるよ
   うになりました。
   
    これまでの30年間、「子どものため」と言って、ずいぶん無理
   をされているお父さん、お母さんに出会ってきました。
   
    もちろん、それは、子どものためになるでしょうし、親の喜びで
   もあります。
   
    でも、いろいろなお父さん、お母さんを見てきて、いいなあと思
   えたのは、ご自身が楽しんでいることを、子どもといっしょにやっ
   ているお父さん、お母さんでした。
   
    そういうお父さん、お母さんの元で育った子は、みんな伸び伸び
   しています。
   
    きっと「楽しそうに生きている大人」を目の当たりにしているの
   で、その子の未来(自分が大人になること)は明るいのです。
   
    子育てについて、真面目に取り組み、いろいろなことを試すこと
   は大事でしょう。
   
    でも、お父さん、お母さんは、いくらお子さんのためとはいえ、
   無理をして「自分ではない自分」になる必要はないのだろうと、私
   は考えます。
   
    自分のすることのついでに、子どもとも楽しもう。
   
    このくらいの軽やかな気持ちで子育てをするのも、大事なのかも
   しれません。
   
    大人が、大好きなことを「大好きだよ」と素直に言えて、明るく
   楽しい人生を生きていくことが、いちばんの子育てになるのではな
   いでしょうか。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★