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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.369     2011/6/26  発行部数 1097
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。突然の猛暑、そちらはいかがですか。
   
    学校では、ちょうどよいタイミングで水泳の授業が始まりました。
   でも、雨が少しでも降ったら、放射能を心配して水泳は中止するこ
   とになっています。子ども達もがんばって節電しているんですが。
   
    今週も、たくさんのコメント、メールをありがとうございます。
   
   みなさんの声***********************************************
   確かにテレビは毒ですよねぇ。
   ただ、私の会社の社員のひとりに、自分の子供に全くテレビを見せ
   ない人がいますが、変人扱いされています。
   これが日本の現実でしょうか?
   ***********************************************みなさんの声
   
    多数意見が常に正しいというわけではないことは、誰もわかって
   いるのに、多数意見に流されそうになることも多いですね。難しい
   ところです。   
   
    でも、その多数意見が正しい時は、とても大きな力を発揮します。
   
        (^o^) みんな、あの学年のお母さん
   
    先日、毎年恒例のPTA親睦ピンポンパン(インディアカ)大会が
   ありました。
   
    学級対抗で、お父さん、お母さん方が楽しみながら交流します。
   
    試合も終了し、後は閉会式を残すだけ。チームの健闘をたたえ合
   っている人、汗だくで飲み物を飲んでいる人、みなさん、充実した
   顔をされています。
   
    ある先生が近づいてきて、教えてくれました。「片付けをしてい
   る人、みんな、あの学年のお母さんですよ」
   
    体育館の中を見渡すと、閉会式を前に、道具を片付けている人、
   フロアにモップをかけている人があちこちにいます。
   
    よく見ると、教わったとおり、どのお母さんも、ある学年の子ど
   ものお母さんでした。
   
    その学年の子ども達は、学校生活の中で、よく働くことで有名で
   す。
   
    係の仕事、委員会活動、その他の活動でも、みんなのために、目
   立つところでも、裏方でも、明るい顔で、よく仕事をする子ども達
   です。
   
    どうすれば、こういう人間に育つのだろうと、これまでも時々考
   えてきたのですが、この日は、その理由の決定版が見つかった、と
   感じました。
   
    子どもは、親と同じ行動をする。
   
    教育論とか、子育て論など、難しい話はいっぱいありますが、そ
   の秘訣はとってもシンプルでした。
   
    人は、まねをしながら成長するのです。
   
    この学年には、そういうお母さんが偶然集まったのかもしれませ
   ん。
   
    でも、ある人の行動をきっかけに、それをまねする人の輪が、波
   紋のように広がったのかもしれません。
   
    まわりの人と違うけれど、自分たった一人でも、正しいと思うこ
   とをして、波紋の発信源になれるような人間になりたいと、私も思
   いますが、なかなか難しいことも確かです。
   
    せめて、正しく素敵な波紋の元になる行動をしている人を見つけ
   たら、小さな波紋の一つになりたいなあと、いつも思っています。

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