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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.370     2011/7/3  発行部数 1095
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。暑い日が続きます。お子さんは、元気ですか。
   
    音楽会に向けての練習が、いよいよ本格的に始まります。今年も
   「いちばん大事なこと」を歌ってくれます。
   
   みなさんの声***********************************************
   親の真似。してほしいところはなかなか。
   してほしくないところ、なぜする。って感じです。
   ***********************************************みなさんの声
   
    本当にそうですね。(^o^)
   
    自分の子ども達を見ると、自分にがっかりするところもあります
   が、ひとつだけ、息子は、本を読むのが嫌いではなさそうなので、
   よかったなあと思っています。
   
        (^o^) 算数だって国語、勉強だって遊び
   
    6年生、分数のわり算の授業です。
   
   A ペンキを塗ろうとして1リットルの缶を開けたところ、残念な
   ことに3/4リットルしか入っていなかった。僕は、仕方なく、そ
   れを使い切ったが、2/5平方メートルしか塗れなかった。もし、
   1リットルのペンキがあったら、どれだけ塗れたのか。それを思う
   と、くやしくて仕方がない。
   
    この問題を読んで、立式できたのは、クラスの半分の子です。
   
    残りの半分の子には、次の問題を提示しました。
   
   B ペンキ3/4リットルで、2/5平方メートル塗れた。1リッ
   トルなら、何平方メートル塗れるか。
   
    Bを読んだ、残りの半分の子のうち、3分の2の子が、すぐに立
   式できました。
   
    この後、図で考えたり、数字を変えてみたりして、全員が式を書
   けるようになるのですが、問題だと思えるのは、Aだとわからなか
   ったのに、Bならわかった子たちです。
   
    単純に言ってしまえば、この子たちは、算数の力はあるのに、国
   語の力が不足していて、算数の問題が解けない、ということになり
   ます。
   
    言葉を知る、文章を理解する、という国語の勉強は、すべての教
   科の力につながります。
   
    以前も書きましたが、国語の力を伸ばす特効薬はありません。
   
    じっくり腰を据えて、取り組むことが必要です。
   
    まずは、全ての教科の教科書を、声を出して何度も読んでみましょ
   う。
   
    お父さん、お母さんも、声に出して読んでみると意外な発見があ
   って、けっこう面白いかもしれません。
   
    お子さんといっしょに、教科書で「遊んで」、「勉強で遊ぶ」と
   いう感覚を、お子さんに身につけさせてほしいと思います。
   
    ブログにも書きましたが、一流の日本人は、口をそろえて、こう
   言っています。
   
    「休日に遊ぶことを待ち遠しく思いながら仕事をしている若者は
   かわいそうだなあ。」
   
    仕事が、遊びであり、人生そのものである、という人は、この日
   本では、すごく幸せだと、私は思います。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★