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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.371     2011/7/9  発行部数 1094
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。毎日暑い日が続きます。
   
    例年、この時期の水泳の授業では、何度か寒く感じる日もあるの
   ですが、今年は、それが一度もありません。
   
    日本人が本当に節電できるのか、その真価を問われているような
   気になります。
   
         (^o^) 夢中になって語る人
   
    こんな素敵なお便りをいただきました。
   
   みなさんの声***********************************************
   算数の問題を音読して様子を想像して組み立てる。
   とても大事なことですね。
   父は工学の大学教師で家でも移動中もずっと専門書を読み計算をし
   続ける人です。小学生前の私に、物は中性子と電子と陽子でできて
   いて・・・とか、旅行に行って合掌造りの屋根を見て、あの角度だ
   と雪の重さがどの向きにどのくらいの力でかかってと一所懸命説明
   していました(笑)
   おかげで自分が大学に行き、難しい物理の方程式や微積分などを見
   たとき、実際の物事の事象にあてはめながら道具として使うことが
   できました。
   ***********************************************みなさんの声
   
    小学生に、お父さん、お母さんの仕事について語っても、到底わ
   かるものではありません。
   
    趣味についても同じです。
   
    だから、時として、親は、「小学生の言葉に翻訳して」自分の仕
   事や趣味、夢のことを語ろうとします。
   
    中には、子どもに合わせて、趣味や夢の軌道を変えてしまう親も
   います。
   
    それは、それで、子育てに、よい影響があると思いますが、私は、
   それよりも、大人の言葉でいいから、お父さん、お母さんが、今、
   夢中になっていることを夢中になって語るほうが、子どもに与える
   良い影響が大きいと感じます。
   
    語っていること、話が子どものレベルに合っていなくてもいい、
   子どものわかる言葉に翻訳されていなくてもいいのです。
   
    夢中になっている、その情熱こそが、お子さんに最も通じる部分
   なのです。
   
    子ども達が、そういうお父さん、お母さんが大好きなのは、教室
   で見ていると、とてもよくわかります。
   
    お父さん、お母さんが人生をかけてやっている仕事の話や、人生
   で最高に幸せな時間のことを、何度も何度もお子さんに語りかけて
   やってください。
   
    聞いているお子さんが、興味ありそうでも、なさそうでも、わか
   っていそうでも、わかってはいないようでも、そんなことはどうで
   もいいのです。
   
    お父さん、お母さんが夢中になって話す姿こそ、子どもの心の栄
   養なのですから。
   
    特に仕事の話は、どんなジャンルの仕事でも、子どもにとって大
   事です。
   
    あるテレビ番組で、タレントの北野武さんと宮大工の小川三夫さ
   んが、声をそろえて、こうおっしゃっていました。
   
    「休みの日を楽しみにして、仕事をしている子たちは、かわいそ
   うだ。かんなを研いだり、お笑いのことを考えるのが(仕事が)、
   朝起きたら顔を洗うくらいの「生活」になっている自分たちは、
   幸せ者だなあ」
   
    一つだけ、気をつけてください。
   
    「うちの親は、お酒を飲んで酔っぱらった時だけ、偉そうに話す」
   と思われたら逆効果です。
   
    照れる気持ちはわかりますが、くれぐれもお酒の力は借りません
   ように(^o^)。

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