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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.376     2011/8/13  発行部数 1083
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。夏休みの家族旅行、今年はどんな様子ですか。
   
    もし、ゆっくり家でお過ごしでしたら、歌をお聴きいただけると
   うれしいです。
   
    http://www.youtube.com/watch?v=FHnQ0N4DUOw 
   
    いただいた北海道等の写真が素晴らしいので、旅行気分が味わえ
   ます。
   
        (^o^) 助言のセオリーは
   
    いつも、お便りをありがとうございます。
   
   みなさんの声***********************************************
   うちの子はテストで、クラスで二番だったらしいです。
   それでいいのかなぁと安心したりもしましたが、やはり一番が一番
   いいのですね。
   一番じゃないと意味がないのでしょうか。
   そういう競争心がないのは、親譲り。
   わたしも、どういっていいのか。
   やっぱり、いちばんじゃなきゃだめ…といい続けるべきでしょうか。
   ***********************************************みなさんの声
   
    前回書いたように、一番は、とてもいいものです。
   
    ただ、一番ではないと意味がないか、というと、そうではありま
   せん。
   
    一番かどうかは、「結果」です。
   
    結果は、いわば人からいただくご褒美のようなもの。
   
    山登りで、その後の人生に役立つのは、ゴールの順位よりも、上
   り坂で身に付いた足の筋肉です。
   
    お子さんの未来を作っていくのは、人からもらったご褒美ではな
   く、自分でがんばったこと、そのものなのです。
   
    お子さんの二番が、全力で「走り抜いた末の」二番なら、いっしょ
   になって喜ぶのが、親の楽しみでもありますね。
   
    しかし、「二番で、すばらしい」「最下位だったけれど、がんば
   ったのだからそれで充分」で終わってしまっては、そこで止まって
   しまいます。
   
    お子さんは、まだ、どこまで伸びるかわからない可能性を秘めて
   いるからです。
   
    だから、いつでも「一番の素晴らしさ」は、語り続けてください。
   
    とても精神力の強い子で、自分でも、さらに登ろうとしている子
   なら、「やっぱり一番じゃなくちゃ…」とおしりを強い力からでた
   たいてやるのもよい方法です。
   
    全力を出して二番だったのなら、いっしょにその場に座って、登
   ってきた景色をいっしょに充分に楽しみ、その後で「でも、一番の
   景色は、この位置からは考えられないほど、素晴らしいらしいよ」
   と、耳元でささやいてあげるとよいと思います。
   
    お子さんへの助言は、その時の状況によって千差万別。
   
    こう助言したら、いつでも、誰でも、同じ結果になるなどという
   セオリーはありません。
   
    お子さんの様子を丹念に見ながら、その時にいちばんいい言葉を
   かける。
   
    これも、親の楽しみのひとつですね。

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   言える話もありますよね。                ☆★