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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.382     2011/10/2  発行部数 1067
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。本当に、暑さ寒さも彼岸まで、ですね。
   
    大人は急激な季節の変化に体の調子が悪くなりますが、子ども達
   は元気に、来月行われる陸上大会の練習にまじめに取り組んでいま
   す。
   
    この大会は、市内全小学校の6年生が1ヶ所に集まり、陸上競技
   の種目に全員一つずつ挑戦するのですが、そちらでは、こういう行
   事はあるでしょうか。
   
       (^o^) ていねいに、その後、強く、はやく
   
    スキップは、走るフォームを簡単に作れる練習です。
   
    スキップをきちんと練習すると、自然に走るフォームが整い、蹴
   る力もついてきて、走るのが速くなります。
   
    スキップは小さな子どもがうれしい時、自然にするものだから、
   どの子も簡単にできるかと思うと、意外にそうではありません。
   
    一所懸命やっている子には失礼ですが、「笑える」スキップが目
   白押し(^o^)。
   
    最初はこちらも腹を抱え、そして頭を抱えましたが、きちんとポ
   イントを教えて、あわてずていねいにゆっくりやるように伝えると、
   だんだん、美しい形のスキップになってきました。
   
    走るフォームを作るためのスキップのポイントは、以下のとおり
   です。
   
   ・腿が地面と平行になるまで膝を上げる。
   
   ・膝を上げるときに、がに股や内股にならないようにする。
   
   ・上半身の力を抜いて、きれいな腕振りができるように気をつける。
   
   
    これができたら、次は、
   
   ・1回1回を強く、高く跳ぶ。
   
    ここまで来ると、足の力もついてきて、走るのが速くなります。
   
   
    ここで気をつけなければならないのは、フォームができるまで、
   あせって次の段階の「強く」とか「速く」へ行かないことです。
   
    スポーツに限らず、音楽、書写など、身につけたいものは、すべ
   て、ここに気をつけなければなりません。
   
    算数の計算などの練習も同じです。
   
    きちんとした型が身に付くまでは、あせらずゆっくりやる。
   
    形ができていないのに、あせって「強く」やったり、「速く」や
   ったりすると、元の木阿弥です。
   
    また、型が充分できているのに、強さやスピードを上げないのも、
   よくありません。
   
    その型は、強さとスピードを備えてこそ、使えるものになるので
   す。
   

    7才くらいの子どもは、夢中になってやりさえすれば、どんなこ
   とでも簡単に身に付きます。
   
    でも、10才を越えた子どもには、もう、その能力はありません。
   
    代わりに、その練習をする目的や、こつを理解することができま
   す。
   
    ですから、10才を越えた子どもには、ただ無闇に練習させるの
   ではなく、本人が納得できるような目的やこつを伝えて、練習をさ
   せる方が効果が上がります。
   
    大事なのは、型ができるまではていねいに、型ができたら、強く、
   速く。
   
    大人になってから、身につけたいことができた時には、このこと
   の大切さが身に染みてわかりますね。

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