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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.393 2011/12/16 発行部数 1083
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。雪国のみなさんには、大変な冬が始まりますね。雪
の降る町に住んだことがないので、どれほど大変なことか、よくわ
からなくて、すみません。静岡は晴天が続きます。
静岡で心配なのは乾燥した空気による風邪やインフルエンザの流
行です。お子さんは元気ですか。
明日は、焼津市文化センターのレストランで歌います。古いフォ
ークソングを歌う人が多いので、お好きな方、お時間があったら、
ぜひどうぞ。(私はオリジナルを歌います)
今日は、小学校の先生からお便りをいただきました。
みなさんの声***********************************************
わがクラスに、とてもおしゃべりだけど、集中力がない子がいます。
この子の場合はどうなっているのでしょうか?
家庭で、小さい頃に会話がなかったのでしょうか?
しかし、好きなことにはとても集中できます。例えば読書など、時
間があれば周りがうるさくてもしています。
ですから、集中する力は十分にあるのでしょうか?
***********************************************みなさんの声
どのクラスにも、おしゃべりの子がいますね。いないと寂しいも
のです(^o^)。
(^o^) 子どもは坂道の途中
A君とB君は、3年生の時から知っている男の子でした。
初めて出会った3年生の頃は、授業中、ずっとしゃべりっぱなし。
ちゃんと挙手もするのですが、指名されないと、勝手にどんどん意
見を言ってしまいます。
でも、同時に、二人とも、本を読み出すと、じっと静かに読み続
ける子どもでもありました。
6年生になってから改めて出会った二人は、友達の話をしっかり
聞き、それに対する意見を、きちんと挙手し指名されてからしっか
り話す子に育っていました。
さらに、授業中は、先生や友達の話に上手に合いの手を入れ、授
業を盛り上げることができる、クラスにとって重要な子になってい
ました。
このことから考えると、お便りにあった子も、いつかきっと、
「おしゃべりだったがゆえに他の子より深い思考ができる子」に進
化するのだろうと思います。
いつも、「子どもは上り坂の途中にいる」と思います。
小学生は、どの子も必ず毎日、毎年、進化し続けているからです。
どの子もすごく進歩しているのに、坂道のどこにいるかを年齢で
区切って比べると、「できる子とできない子」に見えてしまうのだ
と思います。
確かに、日本の制度では、15才で義務教育が終わり、その時点
で、坂道のどこにいるか、どんな道の途中にいるかによって、子ど
もに、16才からの道を選ばせることになっているので、その年が
近づくと少々あせります。
(でも、それも、厳しく選別されてしまうヨーロッパの国々に比べ
れば、まだ余裕があります。状況さえよければ、日本では、人生の
選択を、18才、22才まで先延ばしにもできます。)
でも、小学生のうちは、できるだけ焦らずに、お子さんの進歩の
具合を見てやることが重要だと思います。(就職したての新人さんも、
しばらくは小学生みたいに進化しますね。)
周りの子と比べて、遅れているか進んでいるかを心配するよりも、
・昨年より、どれだけ進歩したか
・人のいうことを素直に聞き、すぐに行動に移せる子になっている
か
・我慢強く、ていねいに物事に取り組める子になっているか
を、よく見てやるのが大事だと思います。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★