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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.398     2012/1/27  発行部数 1068
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。こちらでは、インフルエンザが猛威をふるっていま
   す。
   
    そちらは、いかがですか。
   
    先週のお休みに際して、大変多くの方から、お見舞いのコメント
   をいただきました。ここに全部を紹介したいくらい、うれしかった
   です。本当にありがとうございます。
   
    風邪、インフルエンザには、くれぐれもご用心下さい。
   
         (^o^) 算数・数学を勉強する理由
   
    今、数学科の大学院生A君が、授業を手伝いに来てくれているの
   で、「6年生に、どうして算数を勉強するのか、という話をしてほ
   しい」とA君にお願いしました。
   
    A君は、前日から入念な準備をして、順列・組み合わせの問題を
   解かせながら、JRの切符を例にして、「毎日やっている算数は、
   暮らしのいろいろなところで役に立っている」と、子ども達に熱心
   に語ってくれました。
   
    子ども達も、A君から学んだこと、感想などを熱心にノートに書
   いて、A君に提出しました。
   
    中学に入って勉強嫌いになる子から、一番激しく「悪者扱い」さ
   れるのは、数学ではないでしょうか。
   
    A君の話を聞いた子達は、数年後、A君の話を思い出し、疲れた
   心にエネルギーを再注入してくれるのではないかと、期待していま
   す。
   
    10才くらいまでの子どもには、「なぜ、この勉強をするのか」
   という説明は、特に必要ありません。
   
    10才くらいまでの子どもは、1時間真剣に学習活動をすると、
   子ども本人が自覚できるほど、能力が上がるからです。
   
    これができた、これがわかったという喜びが、学習の意欲そのも
   のになります。
   
    しかし、10才以上の子どもは、残念なことに、1時間の授業で
   は、それほどの進化は望めません。
   
    学習内容の濃さ、量も関係し、もっとじっくり取り組まなければ、
   自分の力が伸びたことを実感できない年齢になっていくのです。
   
    ところが、子ども達は、自分がその年齢になったとは気づきませ
   ん。
   
    当然、去年まで楽しかった授業が、つまらなくなります。
   
    「何故、自分は勉強するのか」「この勉強は、この先、どのよう
   に役に立つのか」などの理由付けを、意欲のエネルギーにしてやら
   なければならないのは、この頃からです。
   
    大人になって随分経ってから、「あの勉強は、ここに役立ってい
   るのだ」と気づくことが時々あります。
   
    美味しい夕食をとりながら、そんな経験を、お子さんに話してや
   ってください。
   
    お子さんが勉強に躓いてから、よりも、お子さんがまだ勉強大好
   きな時に話してあげた方が、効果は大きいと思います。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★