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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.400     2012/2/11  発行部数 1066
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ

        最新の日記はこちらから  
        http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。読み続けていただいたおかげで、400号になりま
   した。
   
    400号を記念して何かお贈りしたいと思ったのですが、残念な
   がら何も思いつきませんでした。(バレンタインのチョコレート、と
   いうわけにもいきませんし(^o^))
   
    先日「3曲目からオリジナル」というものを書きました。
   
    自分がどんなふうに歌を作っているかを書いたもので、おもしろ
   いとか、子育てに役に立つとかいうものではありませんが、もしご
   興味があれば、差し上げたいと思いますので、コメント、メールで
   連絡下さい。
   
          (^o^) 義務教育は15才まで
   
   みなさんの声***********************************************
   16歳の息子は「学校がつまらない、新学期が始まって授業が始まっ
   ても、ノートを取る気にもならないし、授業の内容がアタマに入っ
   てこない」と言って、疲れきっています。
   学校で自分の存在価値や、勉強の意味がわからないようです。
   バイトの時間だけが自分を必要とされている時間のようです。
   無意味な気持ちで16歳をすごすのは気の毒なような気がします。
   一方で甘えすぎている、という気もします。
   ***********************************************みなさんの声
   
    苦しんでいる娘や息子を目の前にして、どうしてやればいいかわ
   からなかった時の気持ちを思い出します。
   
    もうひとつ思い出すのは、自分が中学を卒業を間近にしていた時
   のことです。
   
    私は、普通高校への進学を希望していましたが、父は、それに反
   対しました。
   
    「高校へ行くのは、時間と金の無駄だ。もし、どうしても行きた
   いのなら、腕に職がつく工業高校にしなさい。工業高校なら3年間
   養ってやる」というのが父の主張でした。
   
    その時の私には、しっかりした将来のビジョンもなく、父に反論
   する理論も持ち合わせていませんでした。
   
    母は、私が中学を卒業したら勤めていた工場をやめようかと考え
   ていたのですが「私も働くから、この子をあの普通高校に行かせて」
   と父を説得してくれました。
   
    担任の先生も何度も家庭訪問してくれ、母といっしょに、父を説
   得してくれて、私は普通高校に行けることになりました。
   
    普通高校に行くことに決まってからは、父は、私が大学を出るま
   でのお金を貯めるといって、工場の仕事に加え、深夜と日曜(その頃
   は週休1日が普通でした)のアルバイトを始めました。
   
    高校に入ってからの私は、クラスで最下位を争う、勉強のできな
   い生徒でしたが、勉強から逃げ出すことはありませんでした。
   
    なぜ普通高校、大学への道を自分が選んだのかを真剣に考える機
   会を作り、反対しながらも一度承諾したら、身を削るようにして私
   のために働き続けてくれた父と母がいたからです。
   
    荒っぽい言い方かもしれませんが、今の多くの日本人は、日本の
   義務教育が15才までだということを忘れています。
   
    日本では、中学校を出たら、親には子どもを学校に行かせる義務
   はないし、子どもには親から無償で学費を出してもらう権利もない
   のです。
   
    でも、今の日本で、中学卒業後すぐに就職するというのは大変な
   状況であることも確かです。
   
    これだけ多くの情報が飛び交う社会の中で、15才の子に、自分
   で将来の道を決めて歩め、というのも無理な話です。
   
    ですから、親に経済的な余裕があるのなら、「今は自分が何をす
   ればいいかわからない。だから高校(大学)でもう少し学ばせてほし
   い。」という子どもに対して、親が学費を出してやるのは正しい選
   択だと思います。
   
    必要なのは、どうして高校(大学)に行くのか、ということを、親
   子の意見、気持ちが一致するまで、しっかり語り合い、考えること
   です。
   
    正しいと判断して入学した高校(大学)でも、これでよかったのか
   と迷う日も出てくるでしょう。
   
    どうしてもすぐに答が出なければ、1年休学してアルバイトなど
   で生活するという方法もあるでしょう。
   
    親と同居していれば、住居費はいらないので、アルバイトでも生
   きていけるはずです。
   
    大事なのは、なぜそうするのか、を、親子で意見が一致するまで、
   徹底的に話し合うことだと思います。
   
    特に、14才から18才までは、これが必要だと私は考えます。
   
    18才になったら、子どもは巣立っていきます。
   
    (6才、10才、14才、18才の区切りは、私が考えている成長
   の節目です。リクエストがあれば(^o^)、またこのことを書きたいと
   思います)

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★