ホームページ『季節の小箱』へ
===========================================================
◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.402 2012/2/25 発行部数 1063
===========================================================
『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
===========================================================
こんにちは。ここ静岡では、少しずつ寒さがゆるみ始めたような
気がします。
西伊豆の土肥では、桜が満開だそうです。もうすぐ3月ですね。
みなさんの声***********************************************
早く続きが読みたいですね。
***********************************************みなさんの声
ありがとうございます。では、続きです。
(^o^) 6〜10才にすること
生まれてから6才までは、徹底的に自由に学ばせたいものです。
興味をもったものには、すぐにその場所に行かせ、目だけでなく、
耳、手、鼻、全身の皮膚で、その不思議を味わわせましょう。(味覚
も大事な感覚ですが、何でもかんでも口に入れると、ちょっと危険
ですね。)
この時期、大事なのは、全身の感覚を使うこと。そして、人とた
くさんふれあうこと。
全身を使うことの大切さは、多くの研究者も口をそろえて強調し
ますが、人とふれあっておくことを、これと同様に大事なことだと
いう人は、少ないかもしれません。
でも、これは、6才から学校で学ぶために、とても必要なことで
す。
先生の話を聞くのが大好きな子と、話を聞くのが苦手な子では、
学習成果に大きく差が出るからです。
6才になると、小学校に入学です。
乳歯が抜け、永久歯が生え始めます。「大人の歯」が生える…大
人になるのです。
これまでより落ち着きの出るこの年齢に、日本は、小学校を用意
しました。
ここで、大人が押さえておきたいのは、3つ。
まず、子ども達が目を輝かせるものを用意することです。
大人になったといっても、まだ6才。興味がわかないものでは、
がんばっても、集中力は続きません。
目を輝かせるものを与えれば、子ども達は、考えることを続け、
話もしっかり聞きます。
2つ目は、体におぼえさせることや後々使う技術を、しっかり体
に馴染ませることです。
これは、次の時期(10〜14才)に入ると、同じことを身につけ
ようとしても、何倍も時間がかかってしまうからです。
鉛筆を正しく持ち、字をゆっくりしっかりと書くこと。
声を出してすらすら本を読むこと。
四則の簡単な計算。
逆上がり、前転・後転、基本的な縄跳び。
その他、将来のために体に馴染ませておきたい物を簡単に身につ
けるには、最後のチャンスの4年間です。
この時期、同じお金をかけるなら、学習塾よりも、体で覚えるピ
アノ教室や書道教室の方が、コストパフォーマンスは何倍も高いは
ずです。
3つめは、発見→疑問→発見→疑問→…というサイクルができる
ように、発見したり、疑問を見つけたりした時に、それがすごいこ
とだと教えてやることです。
「これ、すごいよ」
「どうなってるのかなあ」「どうしてかなあ」
「こうすれば、いいんじゃないかなあ」
こういう言葉を発した時、大人がそれに応えてやれば、子ども達
の思考のサイクルは自然に動き出すようになります。
この4年間は、「予習」は必要ありません。逆に、予習が学習の
邪魔になることもあります。
つまらない予習の仕方をすると、学校で学習の題材に出会う喜び
がなくなり、教室での思考が停止するからです。
6才から10才までは、「身につけるべきこと」を身につけるた
めの復習を、家で楽しくやれた子が、後々、伸びます。(次号に続き
ます)
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★