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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.41     2005/1/23  発行部数 457
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。静岡は日向にいれば暖かく、青い空もとてもきれい
   です。
   
    さて、先週の「よい子」に対するお便りをさっそくいただきまし
   た。今日は、そのお便りと、私がご相談者に書いたお返事を、ここ
   に書きます。また、ご意見をいただければうれしいです。
   
           (^o^) ゲームは常識 ?
   
    まず、今週いただいたお便りからご紹介します。
    うらんさんからのお便りです。
   ***********************************************************
   
    こうじさん、いつも楽しく、役に立つメールマガジンをありがと
   うございます。
    今日のご相談について、感想を書かせてください。
   
    うちには、7歳と4歳の男の子がいますが、経済的な理由と、私が
   あの手のゲームが嫌いなので、子供にはテレビゲームを与えていま
   せん。学校でも、ゲームボーイを持ってきている子がいるのですが、
   「うちは貧乏だから、絶対に買わない!」と宣言しています。
   
    もちろん、息子たちは興味があるので、欲しがります。一度与え
   たら、夢中になってやり始めるのは目に見えています。でも、子供
   たちには他にも楽しいことが沢山あります。先日買ったそろばん教
   室のCD−ROMでさえ、毎日楽しみにしています。本を読むのも好きで
   すし、お喋りも好きです。ゲームをする暇はありません。
   
    テレビもあまり見ないし、普通のお子さんとは違うので、少し気
   にはなりますが、でも友だちとも遊べるし、今のところ問題はなさ
   そうです。私が子供の頃にも、テレビを見ない友達はいましたが、
   だからと言って仲間はずれにしたことはないし、個性として認めて
   いました。
   
    テレビゲームは脳の働きを止めてしまう、という報告もでている
   ことですし、しないで済むならしなくていいのではないでしょうか
   ?無駄遣いをしないことも、褒めてあげて良いのではないでしょう
   か?
   
    息子さんはゲーム漬けのお子さんよりも、もっと広い世界をお持
   ちだと思います。うちの子供もそうなって欲しいと思います。
   
                 うらん(ハンドルネーム)
   
   ************************************************************
   
   続いて、私が、相談されたお母さんに書いたお返事です。
   
   ************************************************************
   
    とりあえず「世の中一般の5年生」という考え方はやめましょう。
   そんなもの存在しないのですから。世の中は、本当に広いものです。
   彼が、この先、どんな人たちの世界に入るかわかりません。
   
    彼の今やりたいことが、彼を作り、彼が必要な世界を将来呼ぶので
   す。だから、彼がゲームにそれほど興味を示していないなら、周り
   についていけるかなんて心配する必要はありません。
   
    もちろん、目先のこまごましたことを心配する必要も親にはありま
   す。でも同時に、遠い未来を見て心を配る力も親には必要です。親
   は、この二つの目を同時に持っていなければいけません。親が二人
   いれば、それぞれの視線で見てやればいいし、親が一人なら、一人
   で両方の目を持ってやる必要があります。
   
    15000円は高いよね・・ソフトかったら・・20000円こえるしね〜。
   といいながら・・
   ・何度かトイザラスに足を運んでは
   決断がつかないようです。
   
    彼のこんな声が聞こえているのですから、親として合格です。僕な
   ら、これを黙って買ってきて、「くじをひいたらこんなものが当た
   った」って言います。多分僕の息子は、嘘とわかっていながら、「
   お父さん、くじ運いいね。僕もつかっていいかな」なんて言いなが
   ら喜んでゲームをすると思います。多分彼も、親の気持ちを汲んで
   くれるほど成長しているでしょう。
   
   ************************************************************
   
    以前、書きましたが、小学生の脳は、まだ変化する可能性を持っ
   ています。脳が変化するということは、お子さんの人生は、今、親
   が想像しているよりも遥かに広い選択肢を持っているということで
   す。親が持っている「常識」というもので、100%子どもの人生
   を縛りつけてはいけません。うらんさんのおっしゃるように、ご相
   談者のお子さんは、お母さんの想像するよりももっと広い世界と未
   来を持っているのだと思います。
   
    ご相談のお子さんは、ずいぶん迷っているようなので、思い切っ
   てゲームを買ってみてはどうかとも思いました。
   
    パチンコで暇つぶしをするしかないような生活を送っている人の
   子どもは、ゲームに溺れて終わるというおそれが大きいと思います。
   でも、これを読んでいただいているお父さん、お母さんは真剣にお
   子さんのことを考えているのですから、お子さんも大丈夫です。
   
    お父さん、お母さんが持っている「生涯を通して楽しんでいるこ
   と」を目の当たりにしているのですから、たとえ一時的にゲームを
   楽しむ時期を過ごしても、それにおぼれて生活が乱れるということ
   はありません。世の中には、ゲーム以上に楽しくて大切なことがた
   くさんあることに、すぐに気づくでしょう。
   
    うらんさんのとてもわかりやすいお答えがとても参考になりまし
   た。これからは、うらんさんを見習って、よりわかりやすい文を書
   きたいと思いました。ありがとうございます。
   
    みなさんも、ご意見をくださいね。
  
   古い一行日記から
   
   9.26 2ヶ月通った歯医者が終わった。患者は、もうこなくて良く
   なったとき、一番いい笑顔でドクターに接する。ここが他の商売と
   違うところだ。ドクターも大変ですね。
   
   9.28 人間ドックの結果を聞いて、何が改善されるのだろう。1日
   余分に生きられるということか。人間ドックの成果を出すためには、
   延びた寿命の一日がよほど素晴らしいものでなければならない。
   
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    vol.42     2005/1/30  発行部数 461
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    こんにちは。もう1月も終わり。時間って本当に早く過ぎてしま
   いますね。子育ても、あっという間に終わってしまいます。
   
    さて、今日は、先日のお母さんからの二つ目の質問にお応えする
   つもりでしたが、みなさんからのご意見もないので、少し後回しに
   しようと思います。性の問題って、話しにくいですか。質問をくれ
   たお母さんには、私の考えをお返事しています。みなさんのご意見
   も聞いてみたいので、また、お時間があったら、お便りください。
   
   
    さて、今日は、6年生の授業の中で話したことです。
   
          (^o^) 社長と社員
   
    6年生の算数の授業。この時期の6年生は、6年間の学習のまと
   めに入ります。算数でも、6年間を振り返り、復習をいかに楽しく
   やるかがポイントになります。
   
    算数の授業は1年間を通して、最初の5分間をドリル練習に当て
   ています。必要な計算練習などをその時間に行います。
   
    これだけでもぐんと力はつくのですが、やる気のある子は、その
   5分間で成果をだすために、さらにその練習を家でやります。こう
   いう子は本当に伸びます。
   
    いつもは、こちらが、どんなドリル練習をするかを指示しますが、
   復習の時期に入ったので、「5分間を自由に使いなさい」と指示し
   てありました。
   
    昨日の授業で、子供たちの様子を見ていると、自分の決めてきた
   ページを開いてさっと始める子と、どこをやろうか考えている子が
   います。それを見て、子供達に話をしました。
   
   ************************************************************
   
    社長と社員とでは、どちらがお金持ちか知ってるよね。そればか
   りか、社長には、みんなの好きな自由時間が、社員よりたくさんあ
   るんだよ。ほとんどの人が、お金と自由がほしいと思っているのに、
   どうして社長はあんなに少なくて、みんな社員でいるか、わかりま
   すか。
   
    社長は責任が大きいということが大変で、多分、多くの人は、責
   任を取るということをするのがいやなんだよ。だから、お金も自由
   時間もたくさん手に入るってわかっているのに、社長になろうって
   決意する人が少ないんだ。
   
    みんなの好きな「自由」って、必ず「責任」というものがいっしょ
   にくっついてくるんだよ。人から言われたとおりに動いて生きてい
   るだけの人は責任は問われない。けれど、その人は一生自由になる
   ことはない。
   
    子どもだって同じだよ。たとえば、このドリル。今日からどこを
   やってもいいよ、自由だよって言われて、君はどうしたかな。
   
    今日、見ていたら、ちゃんと自分で計画して、やる場所を決めて
   きた人と、何も考えてこなかった人がいるよ。ちゃんと計画してき
   た人は、いつもどおり5分間集中してドリルをやって力を伸ばした
   けど、考えてこなかった人は、どこをやるのか迷っているだけで5
   分間過ぎていったね。
   
    先生に言われたとおりの場所をやるなら、自分でどこをやればい
   いかを考えなくてもいいし、それで成績が伸びなくても、みんな先
   生のせいにできる。でも、それに慣れすぎて、ずっとそういう生き
   方をしていると、自由を手に入れるチャンスがきても、逃してしま
   うよ。
   
    社長って責任を取るという大変な仕事をするけど、その分、お金
   も自由時間もたくさん手に入る。そのうえ、社員でいるよりも、う
   んとたくさんの人を幸せにできるんだよ。明日からも、この5分間
   は自由にするよ。
   
   ************************************************************
   
    人間にはタイプもあるし、器というものもあると思っています。
   ですから、どの子も「社長」をめざすことがいいことだとは思って
   いません。でも、責任を持つということができるようになることで、
   自由が手に入り、多くの人を幸せにできるのだということは、どん
   なことを生業にしていっても大切なことです。自由と責任について
   の話は、これからもいろいろな例をあげ、ずっとしつづけていきた
   いと思っています。
   
   古い一行日記から
   
   9.30 友達からジュビロ対エスパルスのチケットをいただき、見に
   行った。息子は1試合でも多く見たいのに、チケットを買うのは贅
   沢なことだと思っている。だから、こうしていただくと本当にうれ
   しそうにする。今日は友達のおかげで、中山のゴールを目の前で見
   られた。しかもゴール直後、中山が息子めがけて(いるような方向に)
   走ってきて息子も僕も大満足。

   10.1 明け方が涼しくなってきた。4時、5時に起きると、娘も息
   子も掛け布団を蹴飛ばしている。二人が大人になれば、こんなこと
   もできなくなる。そう思ったのは何年前だろう。本当にもうすぐ大
   人になるんだね。
   
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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
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    vol.43     2005/2/5  発行部数 461
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    立春を過ぎました。節分には豆まきをしましたか。アジアでは、
   この立春を元日として、運気がかわるとする考え方が多いようです。
   学級の子どもたちには、毎年その話をして、昨日までがんばってき
   た人は、今日から運気が上がるよと説明しています。私も、毎年こ
   の日から心新たにがんばろうと思っています。
   
    「言葉にできない」は、私の一番好きなミュージシャン小田和正
   さんの歌のタイトルです。言葉にできない思いというのは、たくさ
   んあるでしょうが、勉強に関しては、言葉にすることが重要です。
   算数の授業でそのことに気づいたので、少しお話します。
   
       (^o^) 言葉にできない
   
   12×5  6×5 30
   ----- = ------ = ---
   7×18 7×9 63
   
    ちょっと見にくいですが、分数の足し算だと思ってください。
   
    Aさんは、ぺけをもらって、しばらく後に、直してきました。
   
   10
   ---
   21
   
    正解です。「何を間違えたの」と聞きました。すると、彼女は「
   計算ミスです」と言いました。
   
    「どんな計算ミスなの」と聞くと、黙ってしまいました。友達に
   相談してくるように言うと、しばらくして戻ってきました。「約分
   を忘れました」と言いました。
   
    「君は途中で約分しているよ。なぜ違ったのかな」と言うと、ま
   た黙ってしまいます。友達に聞きに行っておいでと言うと、また友
   達の所に行きましたが、今度はなかなか戻ってきません。
   
    そこで、教えることにしました。
   「君は、途中で約分するというやり方をちゃんとわかってやってい
   ます。でも、一度約分しただけで安心してしまったんだよ。」「あ
   っ、そうか」とわかったようです。
   
    彼女は算数が苦手です。一所懸命やるのですが力もなかなか伸び
   ません。
   
    私がもっと早く気づいてやればよかったのですが、彼女はこれま
   で、間違えた問題をやり直す時に、何故間違えたのかを、しっかり
   自分の言葉で言えていなかったのだと思います。
   
    確かに計算ミスです。でも、どんなミスなのかを詳しく的確に言
   葉にしておかなければ、次につながりません。彼女にそのことをし
   っかり教えてあれば、力の伸び方も違っていたのではないかと、卒
   業を1ヵ月後に控えて、少し悔やんでしまいます。
   
    お子さんは、いろいろなことをしっかり言葉で表せていますか。
   「言葉で表すことが普通」の家庭になっていますか。これはかなり
   重要なことだと、今回思い知りました。この部分の研究をこれから
   しっかりしていきたいと思っています。また、ご意見をお聞かせく
   ださい。
   
    さて、宿題に残してある40号の質問ですが、ご意見をまだいた
   だいていないので、先延ばしです。ついでに、新しいご質問もいた
   だいたので、一緒に考えてくださいね。
   
   ************************************************************
   
    こんにちは。いつも興味深く拝読させていただいてます。
    さて、我が家には小4の長男、小2の長女、年中の次男の3人の
   子供がいます。
    質問はお風呂についてですが、よく子供たちだけで楽しそうに入
   っているのですが、最近、主人がそろそろ長男と長女は別々に入っ
   たほうがいいのではないかと言います。
    子供たちはとくに恥ずかしがる様子もなく、長男と私、長女と主
   人などいろいろな組み合わせで入るのですが…。
   ************************************************************
   
    いかがでしょう。お家のお風呂の様子を教えていただけると、うれ
   しいです。
   
   古い一行日記から
   
   10.2 「サッカーの世紀」という本を友達から借りてきた。これは
   本当に読み応えのあるいい本です。お勧めします。分野は違うけど
   、同じ意味で「歴史の交差路にて」もいいですよ。
   
   10.4 修学旅行を1週間後に控えた息子の顔がうれしさでいっぱい。
   うれしさでいっぱいというのがうらやましい。もちろん彼なりに、
   日頃いろいろな悩みや困難はあるのだけれど、うれしさでいっぱい
   になる日もあるという心は、とってもいい。
   
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    vol.44     2005/2/13  発行部数 460
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    3月に駿府マラソンというのがあって10km走るので、5日前か
   らあわてて走り始めました。1年走っていないので大変です。でも、
   夜が明けていく光景は、こんなふうにがんばらないと見られません。
   夜明けや夕暮れを見ていると、地球は本当に美しい星だと思います。
   
    掲示板でお知らせしましたが、先週の分数、掛け算なのに足し算
   と書いてしまいました。わかりにくくして、すみません。さて、今
   週は国語です。
   
            (^o^) もっと楽しく
   
    5年生の国語の授業で、1時間、漢字クイズをやりました。ほと
   んどの子が時間の過ぎるのを忘れてやったと、後で言っていました。
   
    そこで宿題を出しました。
    漢字の書き取りが毎日楽しくて楽しくて仕方がないという人はい
   ないと思います。そこで、今の1時間のように時間を忘れて漢字の
   勉強をする方法を考えてきなさい。考えられなかったら、家族や先
   輩に聞きまくってきなさい。
   
    1週間後、いろいろなアイデアが集まりました。
   ・30分がんばったらお菓子をたべていいことにして、がんばる。
   ・自分でテストをやって、100点でなければ、おやつをあきらめ
    る。
   ・15分でやる、と時間を区切ってやる。
   
    こんな感じで次々に20くらいのアイデアが出されました。真剣
   に家で考えてきてくれて、うれしい限りです。
   
    では、これらのアイデアについて意見を言いましょう。そう言っ
   たら、またまた手を挙げる子が続出で、結局、たった一つを残して、
   全部却下されました。
   
    却下の理由を私がまとめました。
   ・ご褒美につられてやるのは、よくない。ご褒美の内容に気を取ら
    れるばかりで、漢字の内容を楽しんでいない。
   ・罰を用意するのも、ご褒美と同じ。
   ・時間を忘れてやれるのが集中した証拠なのだから、時間を設定す
    るのは意味がない。
   こういうことを見抜く目を持っているのですから、この子達はセン
   スがあります。
   
    残ったひとつは
   ・家の人に問題を出してもらう。
   です。これなら、楽しいでしょうし、親子の会話も弾みます。ぜひ
   お家でもやってみてください。
   
    でも、私はさらに意地悪な宿題を出しました。
    家の人に問題を出してもらうのはいいけれど、一人ぼっちの時に
   できる勉強も考えなくては、本物にならないよ。ではまた1週間考
   えてね。
   
    ここで、お願いがあります。子どもの頃、勉強を楽しむために、
   どんな工夫をなさいましたか。ぜひ教えてください。よろしくお願
   いします。
   
   古い一行日記から
   
   10.8 雨の予報だったのに、屋台が神社に戻るまで雨は落ちなかっ
   た。半年以上もかけて、莫大な自分の時間を、地域の人たちのため
   に使った役員さんたちに、天は味方する。
   
   10.7 村のお祭り初日。今年は、会計のお手伝いをする。何百人の
   人と、百万円近くが動く大きな行事だ。無償で運営している人たち
   には、本当に頭が下がる。苦労を知らずに文句を言う人がいるのを
   許してしまう心の広さを持っているから、すごいなあといつも思う。
   
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    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.45     2005/2/19  発行部数 459
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    こんにちは。購読してくださるみなさんが400人を超えました。
   学級便りのつもりでこのメルマガを始めたのですから、もし本当に
   これが学級通信だとすると、10学級以上のみなさんに一度に読ん
   でもらっていることになります。とても幸せなことです。
   
    ところが、登録者数を毎週見て、1人でも減っていると、どうし
   てやめてしまったのだろう、もっと増やしたいという欲望がむくむ
   くと湧いてきます。自分はなんて欲の深い人間だろうと、がっかり
   してしまいます。「欲少なくて足ることを知る」という言葉を友達
   からもらいました。(細木数子さんが言っていたようです。)幸せっ
   て、自分の気持ちが作るもの、なんですね。
   
    先週の「もっと楽しい勉強方法」は、5年生がたくさん考えてく
   れました。みなさんからのお便りを待って、来週まとめて書きます。
   
    さて、先々週のお風呂についてのご質問にお便りをいただきまし
   たので、私の意見とともに紹介します。
   
            (^o^) お風呂大好き
   
   先々週のご質問は、
   ************************************************************
    こんにちは。いつも興味深く拝読させていただいてます。
    さて、我が家には小4の長男、小2の長女、年中の次男の3人の
   子供がいます。質問はお風呂についてですが、よく子供たちだけで
   楽しそうに入っているのですが、最近、主人がそろそろ長男と長女
   は別々に入ったほうがいいのではないかと言います。
    子供たちはとくに恥ずかしがる様子もなく、長男と私、長女と主
   人などいろいろな組み合わせで入るのですが…。
   ************************************************************
   
   
   さっそくNさんから、お便りをいただきました。
   ************************************************************
    わがやのお風呂事情は・・・息子は小学校5年になりますが・・
   毎日母親と一緒にお風呂に入っています。親子兄弟、姉妹に関して
   は、まだまだ異性を意識していないようですが、男女が別々にお風
   呂に入るという常識はわかっているようで、それを証拠に、外のお
   風呂では一緒に入ってはきません。
   
    お風呂タイムは子供の話を聞く絶好の時間だと思っています。な
   んといっても、ゆっくり温まることと話をきくことしかないのです
   から。それ以外のときには、食事中が話のできる時ですが、食事中
   あまり話に夢中だと、お行儀も悪いし食も進みません。
   
    かといって、「ハイ、今日は何がありましたか??」なーんて構
   えて話すこともへんなものです。自然に、「あーーいい気持ちだね
   〜」ってお互い言い合っているだけで、同じ気持ちを共有できるお
   風呂タイムが私は大好きです。
   
    子供と真っ向向き合っていられる期間は、本当に短いですよね。
   喧嘩のひとこまも思い出になるように、いい関係でいたいって思い
   ます。一生涯で一番好きな女性は、きっと誰しもがお母さんですも
   のね。
   ***********************************************************
   
    Nさん、いつもお便りありがとうございます。私も、そのとおりだ
   と思います。親が子の面倒を見たり、親として子と一緒に暮らす時
   間は、人生の中で本当に短いものだと思います。Nさんのお便りを、
   以前のものから順に読み返すと、Nさんが「お母さん」として、どん
   どん大きく豊かになっているのがわかって、とってもうれしくなり
   ます。息子さん、幸せですね。
   
    さて、質問してくださった方に私が送ったお返事です。
   ***********************************************************
    このことについては、親が特に口出しをしなくてもよいと思いま
   す。
    多分、ある日突然、一緒に入るのはやめると言い出すでしょう。
   そのきっかけの多くは、友達との会話の中から、自分が異性の兄弟
   と入っていることがおかしいのではないかと感じること、のようで
   す。

    いつ親が言えばいいのだろうと思い悩むより、子どもとお風呂に
   入れる楽しみを、今のうちに存分に味わっておいた方がいいですよ。
   うっかり逃すと、もう二度と戻ってこない、大切な家族の時代なの
   ですから。
   ***********************************************************
   
    家の近くに500円で入れる温泉があるのですが、実は今日、高
   校1年の息子と入りに行って、1時間以上露天風呂などで、話をし
   ました。息子もこの年になると、親としては「今回が最後かもしれ
   ない」と感じて、とても大切な1時間に思えました。もう、身長で
   も体重でも息子に追い抜かれました。今週、お子さんと、何回いっ
   しょにお風呂に入りましたか。
   
    さて、また質問が来ていますので、経験談などをお寄せいただけ
   るとうれしいです。
   ***********************************************************
    この度は、左利きに関して先生のご意見を伺いたく、メールさせ
   ていただきました。
    我が家の3人の子供は、なぜか全員左利きなのです。
    そのことについては、私たち夫婦も子供たちもとくに気にしてい
   ないし、コンプレックスもありません。
    しかし、左利きを直した親御さんの話を聞いたり、年配の方のな
   かには気にする方もいるようです。(長男は習字は右手で書かせて
   います。)
   
    小学生の長男・長女は、いまさら直すつもりはないのですが、幼
   稚園の次男は今なら直せるかもしれないと思うのですが…。ただ無
   理に直すと脳の中で混乱がおこるという話も聞いたことがあります。
   
   
    さて、左利きは直すべきなのでしょうか?
   ***********************************************************
   
    それでは、みなさん、今週もお便りをお待ちしています。
   
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   
   古い一行日記から
   
   10.10 成功のために策を労すると必ず失敗する。そうしない時は、
   けっこう幸運に恵まれる。策の労し方が万全ではないからだと言え
   るくらい頭のいい人もいるだろうが、時々そういうことでもないよ
   うな気がする。
   
   10.12 修学旅行から帰ってくる息子を、小学校の校庭で待ちながら、
   暮れてゆく空や秋の涼しい風を感じているこの風景が、生きていく
   のにとても大切なものだと、わかったような気がする。
   
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