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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.414     2012/5/20  発行部数 1046
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。大分暑くなってきましたね。しかし、まだ、インフ
   ルエンザウイルスが居残っているようです。お子さんの体調はいか
   がですか。
   
   みなさんの声***********************************************
   今回のメルマガを見て、口うるさく言うよりは一緒に参加するとい
   う方針でやってみます。
   ***********************************************みなさんの声
   
    いつもたくさんのコメント、ありがとうございます。
   
    子どもって、親の「言ったとおり」ではなく「したとおり」になっ
   てしまうから、娘や息子を見て、自分でも笑ってしまいます(^o^)。
   
         (^o^) どうしますか
   
    4月から担任している6年生も、これまでの6年生同様、とても
   よい子で、毎日いろいろな事にがんばっています。
   
    ただ、最近、ひとつ気になることを見つけました。
   
    「先生、どうしますか」という質問が、とても多いのです。
   
    この世界には、子どもには判断できないことがたくさんあります。
   
    だから、子ども達は、大人に、どんどん尋ねていいのです。
   
    むしろ、一人で黙って悩んでいる子よりも、どんどん教えてもら
   い、動き出す子の方が、力は伸びるでしょう。
   
    でも、その訊き方をひとつ間違えると、それは、成長にとってマ
   イナスになります。
   
    「先生、どうしますか」には、自分はどうしたいのか、自分はど
   う判断しているのか、という自分の意見や考えが入っていません。
   
    大げさに聞こえるかもしれませんが、こうしたことを無意識に繰
   り返すと、問題が起こった時に、すべてを人に丸投げし、責任を押
   しつける傾向を持った人間になっていきます。
   
    逆に、「こうしたいのだけれど、どうでしょう」と問い続ける子
   は、自由に発想し、自由故に自分で責任をとろうとする人間に育っ
   ていくでしょう。
   
    小さな頃、「これが嫌だ」と泣いたり、ぐずったりすることが、
   よくあります。
   
    もう、言葉がしゃべれる年齢なら、「それが嫌なら、どうしたい
   の?」と聞いてやってください。
   
    もちろん、その度に「こうしたい」という明確な答が返ってくる
   ということは、少ないでしょう。そういう場合は、さらっと流して
   ください。
   
    明確な答が返ってこなくても、そこで「自分がしたいことは何だ
   ろう」と一瞬でも考えれば、いいのだと思います。
   
    それを繰り返すことによって、お子さんは、10才を過ぎた頃、
   「どうしますか」ではなく、「こうしたいのだけれど、いいでしょ
   うか」という質問をするようになり、さらにそれを繰り返すことに
   よって、18才を越えた頃、いつでも、自分なりの考えや責任をも
   って事に臨む人間になっているでしょう。
   
    小さな頃、子どもの心に残した親の何でもないような一言が、や
   がて、大きな花を咲かせます。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★