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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.427     2012/8/19  発行部数 1021
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。夏のお手伝いは、「技の向上」をしていますか(^o^)。
   
    先日は、歌の応援、ありがとうございました。
   
    こんな感じで歌って、
    http://mangetu.cocolog-wbs.com/blog/2012/08/post-5ad5.html
    
   賞品の「磯自慢」(洞爺湖サミット乾杯のお酒)をいただきました。
   …もちろんいただいたのは、サミットで振る舞われた大吟醸ではあ
   りません(^o^)
   
        (^o^) 夏休みに、これだけは2〜道具〜
   
    夏休みは子どもに自然を体験させよう、と、家族のキャンプが流
   行ったことがあります。
   
    もちろん、日頃触れたことのない自然に、子ども達がふれるのは
   大事なことです。
   
    たった3日間でも、自然の素晴らしさに感動した気持ちは、子ど
   もの中で健やかに育つでしょう。
   
    でも、せっかくの感動も、元の生活に戻ると多くの場合薄れてい
   ってしいまい、その気持ちを持ち続けさせてやる方法は、なかなか
   ないものです。
   
    自然に触れるのもいいですが、それと同じくらい重要なことのひ
   とつに「道具に触れる」「道具に馴染む」ということがあります。
   
    身近にある道具に触れるのなら、わざわざ遠くに行く必要もない
   し、これは、普段の生活のひとつとして、ずっと続けていけること
   です。
   
    この場合、「道具」の定義は、
   ・ブラックボックスを含まないもの
   ・使えば使うほど上手になるもの
   です。
   
    包丁、金槌、鋸は、自分がこうしたから、こうなったと子どもの
   目にはっきりわかります。
   
    でも、テレビやテレビゲームは、原因と結果の間にブラックボッ
   クスを含みます。
   
    リモコンのボタンを押すとどうして画面が変わるのか、その仕組
   みをくわしく説明できる子は稀です。
   
    ブラックボックスを含むものは、それゆえに子どもの興味を惹き、
   向学心につながる場合もありますが、この時代、テレビのリモコン
   を手にしたほとんどの子が、それを不思議に思い夏の自由研究に取
   り上げるなどということはあり得ないでしょう。
   
    包丁、金槌、鋸は、難しい道具ですが、子ども達は使えば使うほ
   ど、上手に使えるようになっていきます。
   
    テレビゲームのコントローラーも、使うほど素早く動かせるよう
   になるでしょう。
   
    でも、テレビゲームのコントローラーは、まだ、子どもが自分を
   進化させる道具としては成熟していません。
   
    ゲームのコントローラーの早押しよりも、
   細胞をつぶさないように魚や野菜を包丁で切ったり、
   金槌で釘をまっすぐ適度な深さに打ったり、
   1mmの違いなく木を切ったりする方が
   微妙な動きが必要だからです。
   
    この微妙な力の入れ具合の違いが、子どもの体や脳を発達させる
   ために重要です。
   
    もちろん、包丁も金槌も鋸も、ゲームコントローラーより、その
   先の応用は広がっていきますね。
   
    「うちの子は、こんな道具が好きです」「こんな道具に苦戦しな
   がら楽しんでいます」という例を教えていただけたら、また、みな
   さんにお知らせして広めていきたいと思います。
   
    あと2週間、お子さんが「普通なのに充実した夏休み」を送れま
   すように。

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