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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.429     2012/8/31  発行部数 1016
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。なかなか涼しくはなりませんが、空は秋の色に向か
   っています。お子さんは、もう元気に学校に行っていますね。
   
    私の勤める学校では、夏休みに、市の防災キャンプが行われまし
   た。
   
    1泊2日で、参加者は子どもを含めて120名ほど。
   
    子ども達も地域のみなさんも、みんな協力的で率先して働き、い
   ろいろな体験をしました。
   
    このキャンプだけでも、避難所生活の大変さが少しだけわかりま
   したが、実際には、これが「終わりなく」続き、人数も体育館にあ
   ふれるほど多いので、そこに生まれるストレスは計り知れないと思
   いました。
   
    確かな精神力をもって、「よい人」のまま避難所生活を送るみな
   さんを尊敬します。
   
    このキャンプで、子どものことについて気づいたことを、少し書
   いておきます。
   
       (^o^) 「普段ではない」生活で発揮できる力
   
   1 すぐに寝付く子
    消灯は9時でした。多くの子は眠れないようでしたが、しっかり
   眠って、朝、すっきりと起きてきた子もいます。
   
    環境が変わると眠れないのは大人も同じですが、普段、規則正し
   く生活しているかどうかは、こういう時に差が出るようです。
   
   2 もりもり食べる子
    食事は、アルファ化米の炊き込みご飯やレトルトカレーに水。
   
    料理としてはおいしいものではありませんが、もりもり食べる子
   がたくさんいました。
   
    どんな食べ物も感謝して食べるという習慣のある子はおいしそう
   に食べてくれるので、「給食班」の係の人がうれしそうです。
   
    感謝して食べるという習慣は、毎日の食卓の積み重ねで育まれま
   すね。
   
   3 仕事のできる子
    バケツリレーを黙々と続ける子がいました。
   
    精神力と共に、やはり「ものを持つ」体力があるようです。
   
    薪割りの上手な子とそうでない子がいました。
   
    体験の少ない子は、薪割りの斧の刃を、自分の方に振り下ろした
   り、力の加減ができなかったりして、とても危険でした。
   
    上手に効率よく薪を割れるにこしたことはありませんが、まず何
   よりも危険のないように道具を使えるような経験はさせておきたい
   と思います。
   
   4 リーダーシップのある6年生と従う下級生
    子ども達は6〜8人ほどの異学年集団の班にわけました。
   
    6年生はリーダーシップを発揮し、下級生も、よく言うことを聞
   いて素早い行動ができていました。
   
    普段から、年齢の違う子どもの集団の中でもまれていることは、
   とても重要なのだと感じました。
   
   5 「聴く力」のある子
    キャンプ長の説明、班のリーダーの指示などを最後までしっかり
   聴いている子が多いと感じました。
   
    話をしっかり聴ける子は、その後の行動力が違います。
   
    話をしっかりと理解してから行動する子は、自分で判断してどん
   どん動きますが、話を最後まで聴けない子は、その後の行動も人に
   頼りっぱなしになります。
   
    その他、いろいろなことに気づきましたが、子ども達、特に6年
   生は、人間として優秀だと感じました。
   
    普段から、「恵まれない環境で生き抜くための特別なトレーニン
   グ」をすることは難しいでしょうが、普段の生活の中のちょっとし
   たことを、非常時に予想されるこういったことに結びつけて考える
   と、お子さんの力も変わってくると思います。

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