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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.435     2012/10/13  発行部数 1012
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。あっという間に世界は秋。少し前の暑さを思い出す
   と、何でもできそうな気がしてしまいます。
   
   みなさんの声***********************************************
   大人になってからの方が、実はたくさん勉強してるような気がします。
   生活に直接結び付く勉強もあるので、学生の頃より真剣です。
   子供の頃の勉強は、大人になってからの勉強にとっても役立ちます。
   子供の頃に勉強してなければ、今も勉強できないわけだし、、、
   ***********************************************みなさんの声
   
    大人になってからの自分の後悔を伝え、「転ばぬ先の杖」を子ど
   もに与えたいと思う人は多いと思います。
   
    でも、子どもは、なかなかそれを素直に聞いてくれませんね。
   
    思い返せば、自分が子どもの時、大人の言うことを素直に聞いて
   いたかというと、そうでもありませんし(^o^)。
   
    それでも、大人は口をすっぱくして、子どもに厳しいことを言い
   続けなければなりません。
   
          (^o^) それは「うっかりミス」か
   
    私は、テストをすると、その授業中に本人の目の前で採点をして
   しまいます。
   
    満点を取った子は、このテストのために頑張って良かったと、す
   ぐに喜ぶことができます。
   
    家に帰っても「今日、テストで満点をとった」と家族に知らせる
   こともできます。
   
    間違いのあった子は、その採点に納得します。
   
    まだ、他の子がテストをしている最中なので、私が声に出して解
   説をすることはできませんが、何が間違いなのかがその場でわかる
   からです。
   
    採点が終わった子は、満点なら余りの時間は好きな勉強をします。
   
    間違いのある子は、教科書などを見て、直して持ってきます。
   
    中には、自分より早く満点を取った子を、隣の部屋に連れて行っ
   て教わる子もいます。
   
    間違い直しをしてきた子には、厳しく問いただします。
   
    厳しく問いただすのは、「本来の正しい方法」ではなくて、間違
   えたやり方の分析です。
   
    間違えた時、何をどうしたから、こうなってしまったのだ、と厳
   しく尋ねます。
   
    私と出会ったばかりの頃の子ども達の多くは、「うっかりミスを
   しました」と言います。
   
    そう言う子には、特に徹底的にその理由を問いただします。
   
    最初は戸惑いますが、慣れてくると、どんな「うっかりなのか」
   を正しく分析するようになります。
   
    ある子は、九九のある決まった箇所を時々間違える癖があること
   がわかりました。
   
    ある子は、計算は割合得意だったはずなのに、ひき算だけが苦手
   だということに自分で気づきました。
   
    ある子は、計算をメモする場所に、計算をいつもぐちゃぐちゃに
   書いてしまうので、他の問題の計算の数字が並んでしまって、それ
   を間違えて回答欄に書いてしまったことが判明しました。
   
    ある子は、問題文をよく読んでいないで、数字や図を見ただけで
   問題を解こうとしている癖があることがわかりました。
   
    子ども達は、もう自分のミスについて、「うっかり」という言葉
   を使いません。
   
    「うっかり」は、自分のミスから逃げるための言葉だと気づいた
   からです。
   
    自分のミスに目をつぶったままでは、いつまで経っても根本的な
   改善や進歩はできません。
   
    「うっかり」という言葉を使わなくなった子は、次第に、問題を
   解決する楽しさがわかってきて、大きく進歩します。

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