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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.458     2013/3/24  発行部数 993
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。富士山が霞の向こうに退き始めました。春になった
   証です。
   
    そちらは、いかがですか。
   
   みなさんの声***********************************************
   私も、部屋に飾ろうかな。全部いいけど、1番飾りたいのは、18
   才まで進化できる!です。
   ***********************************************みなさんの声
   
    ありがとうございます。
   
    人間、死ぬまで、がんばれば「進歩」はしますが、「進化」する
   のは18歳まで、というのが、私の考えです。
   
    背が伸びている間は、「自分はこうだ」と決めつけずに、素直に
   人の助言通りに挑戦し、目の前のこと、すべてに全力で取り組めば、
   自分が想像さえしなかった素敵な人間になれる可能性があると思う
   ので、それだけは、子供たちに伝えていきたいと思っています。
   
           (^o^) 一歩も外へ出ずに
   
    これまでも何度か書いてきましたが、卒業した6年生は、中学の
   入学式の日まで、家から一歩も出ずに、勉強をするのが、もっとも
   よい過ごし方です。
   
    日本のほとんどの子供たちが、義務教育を終える15歳の春に、
   初めての分岐点に立ちます。
   
    他の国のように、そこですべてが決まってしまうわけではありま
   せんが、15歳の春に道の選択を迫られ、一部の子は、それまでの
   力の蓄積により選択の自由を与えられ、そうでない子は、小さな選
   択肢だけを与えられます。
   
    15歳の春が、走り幅跳びの踏み切り板だとしたら、その前に助
   走が必要ですが、1年足らずの助走で大丈夫だと高をくくっている
   子が、多いような気がします。
   
    14歳の夏が助走の始まりだという考えもあるようですが、私は
   遅すぎると思います。
   
    中には、10年に渡る助走を強いられている子供たちもいますが、
   助走だけで疲れていませんか。
   
    小学校から中学校に変わり、気分もシステムも一新できる12歳
   の春は、助走を始めるよいチャンスです。
   
    「卒業」という言葉のマジックに惑わされ、開放的になって、う
   きうきとした気分で、何となく春休みを終えてしまう子は、かわい
   そうです。
   
    この2週間、一歩も外に出ず勉強をし続けた子は、ものすごいス
   ピードの助走を手に入れているからです。
   
    勉強の内容は、新しく特別なことをする必要はありません。
   
   ・6年生の算数のテストを、もう一度全部やってみて、すべてが理
   解できているかを確かめ、理解できていない部分があったら、教科
   書のその部分を読んでみる。
   
   ・中学校の教科書を全部、声を出して読んでみる。読み方や意味の
   わからない言葉は、大人に聞く。
   
    この二つを毎日、家から一歩も出ずにやっておけば、中学校入学
   の日から、自分が変わっているのに気づくはずです。
   
    中学校の教科書を読んで興味が持てるものがあったら、
   
   ・数学の問題を解いてみる
   
   ・英文を訳してみる
   
   ・地理、歴史、理科などで興味が出たことを調べてみる
   
   ・辞書を引きまくってみる
   
    基礎の大事な部分を少しだけ振り返り、未来にわくわくしながら
   多くの時間を使うのが、この期間の勉強のこつです。

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