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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.459     2013/3/30  発行部数 988
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。静岡の桜は気が早くて、入学式まで待ってくれそう
   もありません。
   
    そちらの桜は、いかがですか。
   
   みなさんの声***********************************************
   そんなに春休みが大事だとは思っていませんでした。
   ***********************************************みなさんの声
      
    うきうき気分を満喫するのは大事なことですが、心が舞い上がっ
   ている時こそ、その時間の本当の大切さについても考えておきたい
   ところです。
   
       (^o^) 予習か、復習か、よりも
   
   みなさんの声***********************************************
   小1の子供が学校の予習をしないので、予習くらいしたらどうかな
   ?と思っていましたが、予習はまだしなくていいんだと知って良か
   ったです。
   授業中しっかり聞いているからか復習もしないけど、成績は良いで
   す。
   このような場合でも復習はさせた方がいいですか?
   ***********************************************みなさんの声
      
    コメント、ありがとうございます。
   
    予習と復習という言葉が一般的なので、どうしても、どちらをす
   るか、と考えがちですが、(私も、予習か復習か、と言っていますが
   (^o^))、この二つの言葉に縛られると、大事なことを忘れかねませ
   ん。
   
    いちばん大事なことは、「勉強が楽しいか」です。
   
    人間は、楽しいことしか本気でやらないからです。
   
    10歳以下で学習する内容は、とても単純なことですが、新しく
   知ることで、わくわくできるものばかり。
   
    ですから、基本的には、「今日は何があるのだろう」とわくわく
   して授業に臨んだ方が勉強は楽しくなります。
   
    11歳以上で学習する内容は、情報量が多く、少しずつ複雑にな
   っていきます。
   
    ですから、授業の前に、おおまかなところを知っていると、授業
   では、さらに深い部分に触れることができ、わくわくします。
   
    さて、いただいたコメントですが、低学年の子に必要な復習は、
   中学生がテスト前にやる復習のイメージとは違います。
   
    たとえば、算数で、たし算、ひき算、九九の仕組みを教わってき
   たら、計算カードなどを使って、1秒でも早く答えが出せるように、
   お父さんやお母さんと競争してみる。
   
    たとえば、国語で、素敵な物語に出会った日は、その物語の登場
   人物になりきって、お父さん、お母さんの前で教科書を読んでみる。
   
    たとえば、国語で、新しい漢字を授業で教わったら、その漢字を
   使った言葉集めゲームをお父さん、お母さんとやってみる。
   
    たとえば、生活科や社会科で、家や学校の周りのことを勉強した
   ら、お父さん、お母さんと散歩をしながら、その場所をもう一度見
   たり、関連する場所に足をのばしてみる。

    授業と同じことを繰り返すのではなく、それを使って楽しく「遊
   ぶ」ことが重要です。
   
    小学校1年生は、先生が見せてくれる手品のような授業にわくわ
   くし、中学3年生は、自分の力が伸びていくことが実感できること
   にわくわくする。
   
    小学校1年生から中学校3年生までのわくわく感が、9年間で、
   グラデーションのように変わっていくのが理想的です。
   
    これまでの経験から、さらに、その中でも、10歳が境目になる
   と、私は思っています。
   
    脳の育ち方も、どうやら10歳に境目があるらしいと、先日、本
   で知りました。くわしくは、脳科学者、池谷裕二さんの本『脳には
   妙なクセがある』等をごらんください。

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