ホームページ『季節の小箱』へ
===========================================================
◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.468 2013/6/1 発行部数 957
===========================================================
『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
===========================================================
こんにちは。あっという間に6月。いつもより早い梅雨入りに、
家の周りの蛙たちは大喜びです。そちらはいかがですか。
(^o^) 勉強が好きな子だけが 4
4年ごとに区切って考えた時、それぞれの年代で、どんなふうに
勉強すれば、子供たちは「楽しい」と感じるのでしょうか。
6歳までの子は、見るもの聞くものすべて吸収するので、目の前
に新しいものを与えれば、楽しくて楽しくて、ぐんぐん能力は上が
ります。
新しいもの、不思議なものに反応するのは、危険なものを回避す
るという生物が持っている根源的な能力なのでしょう。
中でも、見る、聞くだけでなく、触れる、自分の体を動かすとい
った、五感すべてを刺激する新しいものは、能力をぐんとあげてく
れます。
6歳を過ぎても好奇心は大きなモチベーションになりますが、そ
れに付け加えて、「自分は勉強しているのだ」という自覚や「自分
はできる」という自信が、楽しさの素になります。
(小学生に関して、好奇心を刺激すれば勉強に取り組むようになる
としか言っていない教育評論家は、子供をみていないのだと思いま
す。)
この4年間に、少しがんばらせて、
・みんなの前で発言できる
・字が上手
・計算が速い
といったことに自信を持たせれば、勉強が大好きのままでいられま
す。
ですから、ここでは、「九九を全部言えたら、お風呂から出ましょ
う」「逆上がりができるようになるまで、夕食前に必ず鉄棒にぶら
さがりなさい」みたいに、ちょっと無理をさせても、学んでいると
いう自覚や、自分にはできるという自信が持てるような力を身につ
けさせることが大事です。
10歳を越えると、原因と結果につながりのあることがわかって
きます。
自分ががんばったらできるようになった。
これが、楽しく感じられるようになります。
ですから、10歳から先は、無理に引っ張る指導をするのではな
く、自分ががんばったからできるようになったと思える(最初はそれ
が本人の錯覚でも)指導に変えていかなければいけません。
こうした3段階をていねいに積み上げていくと、14歳、中2の
夏には、自分からやろうとする気持ちと自分から始める力が発揮で
きるようになります。
自分が仕掛けたこと、すなわち、自分で計画し実行したことが、
自分の力を伸ばしていると実感する楽しさを味わえる年齢になるの
です。
繰り返しになりますが、人間は、好きなことしかしないので、好
きなことしか上達しません。
子供は大人になるまでに、「楽しい」とか「好きになる」という
ことが微妙に変化していくので、それに合わせた指導をしてやれば、
人生が「好き」で、いっぱいになります。
さて、お父さん、お母さんは、どんなことをするのが好きですか。
お父さん、お母さんが、幸せそうな顔で(勉強と全く関係ないこと
でも)好きなことの話をするのを聞くだけでも、お子さんは、「好き
になるって、いいなあ」と思い、好きなことが増えるかもしれませ
ん(^o^)。
だらだらと長くなってしまいました。最後までお付き合いいただ
き、ありがとうございます。次回は別の話を書きます(^o^)。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★