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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.477 2013/8/3 発行部数 957
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
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こんにちは。毎日のように豪雨の映像がニュースで流れています
が、そちらは大丈夫でしょうか。
いつも、コメントをたくさんありがとうございます。
みなさんの声***********************************************
小2の夏休みはどのようなものをさせれば良いかご教示頂けると幸
いです。
***********************************************みなさんの声
(^o^) 夏休みの勉強
1学期の成績をもらったり、担任の先生との面談があったりで、
お子さんの勉強の様子も少しご心配かもしれませんが、4年生まで
は、学校の勉強は、学校の先生にお任せして(学校で出された宿題を
まじめにやって)、お父さん、お母さんは、お子さんの脳を鍛えるこ
とに力を注いでください。
脳を鍛えるといっても、特別なこと、難しいことが必要なわけで
はありません。
子どもの脳は、まず、基本的に、五感を通して鍛えられるそうで
す。
見る、聞く、さわる、嗅ぐ、味わう、すなわち、目、耳、肌、鼻、
口など、体のあちこちから情報を受け取ることで、感覚が研ぎ澄ま
され、脳のあらゆる場所の力が高くなるそうです。
五感をひとつずつ見ていきましょう。
まず、いちばん使っている目。
先生方は、五感を使った学習ができるように授業をいろいろ工夫
していますが、それでも子供が使う感覚器官は、主に目と耳です。
また、本を読むのも目ですし、テレビやゲームをやっている子は
目を使いすぎています。
夏休みは、目を休ませてあげましょう。
でも、遠くまで見渡せる広々とした場所を目で感じるのは、よい
経験です。
地球が丸いことを実感できる水平線、自由に形を変える雲、朝昼
晩で色合いの変わる山や海…、いつもと違う、そんな場所に行った
ら、広がる世界を目で感じさせてください。
次に、耳です。
耳も毎日使っている器官です。
しかし、聞いているのは、人の声と、テレビから出てくるような
周波数の限定された音ばかりです。
この世界は、子供が気づいていない魅力的な音にあふれています。
もし家族旅行などの機会がありましたら、その場所で、世界にあ
ふれている魅力的な音に耳を傾けてみてください。
親子で目を閉じれば、きっと数えきれない地球の音が聞こえてき
ます。
肌に触れることも、脳の力を引き上げてくれるようです。
お子さんは、普段、泥まみれ、砂まみれになって遊ぶ機会があり
ますか。
小学校に入ってから、そういう機会はどのくらいあったでしょう
か。
汚れることを恐れずに、いろいろなものに触れておくことが、こ
の時期に大切なことです。
特に、手は脳とのつながりが強いそうです。
手でいろいろな感触を味わい、手を器用に動かすことは、脳を発
達させるためにとても効果的だと思われます。
次は鼻です。日本はとても清潔な国なので、悪臭漂う場所は、ど
んどん減っています。
そのおかげで鼻は良い香りを味わっているかというと、実際は逆
で、悪臭に、より敏感になってきているようです。
悪臭に敏感になっているということは、脳が悪臭のことばかり考
えているということです。
また、悪臭を取り除くための「作られた香り」も刺激の強いもの
です。
まわりの刺激が強くなればなるほど、鼻は微妙な香りを嗅げなく
なっていきます。
お子さんは、花や果物が、それぞれどんな香りを持っているか、
知っていますか。
山や海には、どんな香りが漂っているかを感じた経験がたくさん
ありますか。。
町は、それぞれ独自の匂いを持っているということを、知ってい
るでしょうか。
テレビやインターネットの映像からは、本物の香りは伝わってき
ません。
「どんな香りがする?」お父さん、お母さんのこんな一言で、お
子さんの臭覚は一気に目覚めると思います。
毎日食事をしているのですから、味覚は発達していると思いがち
です。
でも、お子さんが味わっているのは、お父さん、お母さんの手料
理と給食。
家の人の手料理はおいしいものですが、それは「調理されたもの」
です。
お子さんは、調理される前の野菜などの素材の味をどれくらい知
っているでしょう。
もし、旅先などで、もぎたての果物、採りたての野菜、魚介を口
にする機会があったら、積極的にお子さんに勧めてください。
また、塩むすびとお茶だけを持ってハイキングに行くのもお勧め
です。
歩き回っておなかがすいた時だからこそ、お米の甘さ、お茶の香
りのすがすがしさを、お子さんは感じることができると思います。
この他にも、海で波にゆれる、とか、さわやかな風を体全体で感
じる、というような体験も、脳を活発にさせる良い方法のようです。
さて、ここまでは、「情報のインプット」です。
これだけでも、学習効果は高いのですが、さらに、それを高める
ためには、「情報のアウトプット」が必要です。
人は、アウトプットした時に、その知識を自分のものにできます。
私が授業で、子供同士が教えあう時間を大事にするのは、そのため
です。
夏休みの体験を言葉にして人に伝えた時、お子さんの体験は、お
子さんの栄養になります。
伝えたいことを相手にわかるように工夫して伝えるという作業は、
脳をフル回転させます。
家族旅行に行ったら、帰ってきてから、思い出を家族でたっぷり
話してください。
普通のおしゃべりでかまいません。
残念ながら「お留守番」になってしまった人に「こんなことがあ
ったよ」と伝えることは、さらに効果的です。
特別な体験をしていなくても、田舎のおばあちゃんに、普段の生
活の話をするのも、同様の効果があります。
10歳までは、おしゃべりが何にも増して重要な学習方法だと、
私は考えています。
4年生、5年生、6年生は、おしゃべりにプラスして、文章で人
に伝えることができると、さらにいいと思います。
日記、体験作文などの宿題が出ていたら、ぜひ、脳の力をアップ
させるために使ってください。
夏休みにどんな体験をしたか、また、教えてください。
みなさんに広めていきたいと思います。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★