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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.478     2013/8/11  発行部数 953
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。日本各地に猛暑が戻ってきたようですが、そちらは、
   いかがですか。
   
    毎週、たくさんのていねいなコメントをありがとうございます。
   
   みなさんの声***********************************************
    車に乗らなかったときは、基本は子どもと歩いて移動していたの
   ですが、車で移動することが中心の生活になってしまいました。た
   まに歩くと、車に乗っていては、自然を見ない、におわない、聞か
   ないで、貴重な機会を逃しているなと感じます。
   ***********************************************みなさんの声
   
    昔のように田舎の子が自然をたくさん知っているかというと、そ
   うでもありませんね。
   
    車は、田舎の必需品です。都会のように電車やバスがなく、食料
   品店も遠いので、車に頼らざるを得ません。
   
    車が生活の必需品であるということは、子どもにとっても車のあ
   る生活が当然になっているということです。

    今や、日本中の子が自然から遠いところにいるようです。
   
    田舎といえば、GMT5(^o^)。
   
    途中からですが「あまちゃん」を録画してまで毎日見るようにな
   りました。
   
    おもしろさ満載ですが、春子さんが娘の秋ちゃんを大好きなこと、
   夏さんが娘の春子さんと春子さんの産んだ秋ちゃんを大好きなこと
   が、とてもよく伝わってくるのが心地よい、ということも大きな要
   素のような気がします。
   
         (^o^)「うれしい」が笑顔をつくる
   
    夏休みの初めに、私の勤める学校では保護者面談がありました。
   保護者のみなさん全員に学校に来ていただき、これまでの4ヶ月に
   ついてお話しします。
   
    4年生ということで、それほど複雑なことをお伝えすることはな
   いので、気軽に聞いていただければよい話ばかりなのですが、お父
   さん、お母さんにとっては、なかなかそうもいかないようです。
   
    「今日は何を言われるのだろう」と緊張されている方も、少なか
   らずいらっしゃいます。
   
    学校が職場である私が親として娘や息子の担任の先生と面談する
   のも緊張するので、これは仕方のないことでしょう。
   
    私自身が、この面談という仕事が苦手で緊張するので、それが伝
   染ってしまうのかもしれません。これは私の責任です。
   
    そんな中で、以前、あるお母さんが言ってくれた言葉がとても印
   象に残っています。
   
    「そんなふうに言っていただいて、本当にうれしいです。」
   
    この「うれしい」という言葉が、とても新鮮でした。
   
    このお母さんは、自分の子どものことが本当に大好きなんだな、
   と感じさせてくれました。
   
    「お子さんは学校で、こんなに素敵な暮らしをしています」と伝
   えると、謙遜なさるお母さんもいるし、「ありがとうございます」
   とおっしゃってくれるお母さんもいます。
   
    どちらも、お子さんを大事にされているお気持ちは十分に伝わっ
   てきます。
   
    「うれしい」とか「大好き」といった言葉は、大人になると、な
   かなか人前で大きな声で言うことはなくなる言葉なのかもしれませ
   ん。
   
    場をわきまえようとすると、こうした「気持ちを直接的に表す言
   葉」は使わないというのが「日本の大人の常識」というものだから
   です。
   
    でも、大人でも、心の底から瞬間的にそう思うと思わず「うれし
   い」とか「大好き」と言ってしまいそうです。
   
    おいしいものを食べて、思わず「おいしい」と言ってしまうのは、
   心の底に「おいしいものが食べたい」という気持ちがいつもたくさ
   ん溜まっているからではないでしょうか。
   
    気持ちのよいお風呂に入った時、自然に「あ〜、いいお湯だ」と
   声が出るのも、心と体が真剣に癒しを求めているからでしょう。
   
    同じように、「娘や息子が大好き」という気持ちが心の底にたく
   さん溜まっていると、お子さんが何かをした時、してくれた時、人
   からほめられた時などには、思わず声が出てしまうのだと思います。
   
    だから「うれしい」という言葉から、そのお母さんの幸せな気持
   ちが伝わってきて、聞いていた私も自然に幸せになってしまったの
   かもしれません。
   
    子育て、教育には、いろいろな理論や方法論がありますが、細か
   いことはどうでもいいのです。
   
    何よりも大事なのは、お父さん、お母さんが、お子さんを大好き
   だという気持ちです。
   
    「うれしい」という言葉は「し」と「い」がつながっているので、
   はっきり発音しようとすると、口角や頬が自然に上がって、笑顔に
   なります。この効果も、大きいと思います。
   
    笑顔は、もちろん相手を幸せにしますが、それ以上に自分自身を
   幸せにします。
   
    池谷裕二さんの本によると、笑顔を作ると、脳は「なぜ自分は笑
   顔なのだろう。きっと幸せだからに違いない。」と、幸せになろう
   とするのだそうです。
   
   (池谷裕二さんの本には、子育てのヒントがたくさん書いてあるの
   でぜひ読んでください。子育てに関係あるなしに関わらず、おもし
   ろさ満載です。)
   
    一度、鏡の前で、「うれしい」と大きな声で言ってみてください。
   
    自分の笑顔に出会えます。

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