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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.481     2013/9/1  発行部数 947
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。9月になりました。秋の虫の声が家を包んでくれま
   す。台風は心配ですね。
   
    いつも、ていねいなコメントをありがとうございます。「よかっ
   た」だけでもいいので、お気軽に、これからもコメントをよろしく
   お願いします。励みになります。
      
   みなさんの声***********************************************
   やる気が起きない事でもやるようにするには、
   どのようなアドバイスをすれば良いのでしょうか?
   ***********************************************みなさんの声
      
    これは、大人でも難しいことですね。
   
        (^o^) 遊びとルールを創る力
   
    やる気というのは、本人の問題で、どうしようもありません。
   
    これは大人でも同じです。立派な大人なら、すべてのことに「や
   る気いっぱい」で取り組めるのかというと、そうでもありませんよ
   ね。
   
    大人は、それでも、責任感や世間体で頑張ってしまいますが、そ
   れで心の病気になることもあります。
   
    子どもの場合は、、本人にやる気がない事で、どうしてもやらせ
   なければいけないと親が思ったことは、親が「鬼」になってやらせ
   るしか方法はありません。
   
    親が、どうしても今やらせなければならないと判断したことは、
   お子さんから憎まれてでも、無理やりやらせてください。
   
    やる気が出るまで待っていたら、何もやらないで終わります。
   
    ただ、無理にやらせるというだけでは、お子さんは、一生、やる
   気のない人で終わってしまいます。
   
    それでは、幸せになれません。
   
    「褒められるとやる気になる」と、よく言われます。
   
    でも、それは、一時的なものです。
   
    高価なスタミナドリンクを飲むと一時的に目が覚めるのと同じで
   す。
   
    やる気が長続きする人は、ひとつ、能力を持っています。
   
    それは、自分で「遊び」を創造するという力です。
   
    「遊び」を「ルール」と言い換えてもいいかもしれません。
   
    自分を楽しませる遊びのルールを自分で創れる人は、やる気が持
   続します。
   
    最初は面白くないと思ったことでも、自分で遊びとルールを創る
   ことで、面白いことに変えてしまうことができます。
   
    遊びを創造する力は、どんな時に生まれるかというと、遊びがな
   い時です。
   
    日頃テレビゲームばかりやっている子を、1か月、山に連れて行
   ってゲームのない生活をさせたとします。
   
    ゲームがないからといって、1か月間、その子は全く遊ばないと
   思いますか。
   
    そんなことはありませんよね。身の周りにあるものを使って、新
   しい遊びを始めます。
   
    また、同じような年齢の子がいたら、いっしょにルールを創りだ
   します。
   
    自分で遊びを考えなければ、そして、友達とルールを創りださな
   ければ遊べないから、自分で考え、創るのです。
   
    そんな時は、大人がうるさく言わなくても、「やる気」に満ちて
   います。
   
    この能力を身に着けた子は、勉強や仕事でも、遊びやルールを創
   る力を発揮し、集中して取り組むようになります。
   
    でも、十分に楽しいルールが既にあるテレビゲームを次々にやっ
   ている子は、この能力がいつまでたっても身につかないので、他の
   ことでやる気も集中力も発揮することはありません。
   
    今の技術大国日本を創り、支えたのは、私の親の世代です。
   
    私の親の世代が子供の頃は、テレビゲームはもちろんありません
   でした。
   
    わずかな遊び道具とたくさんの友達。遊びを創り、ルールを工夫
   しなければ遊べなかった時代です。
   
    でも、その飢餓感が、人間としての能力を高め、日本を発展させ
   る礎になったのです。
   
    大人がスマホを握ってゲームをやっているこの時代に、子どもに
   遊びの飢餓感を持たせることはとても難しいでしょう。
   
    でも、難しいからこそ、みんなができないからこそ、10歳まで、
   できたら14歳までテレビゲームをさせないことが、より大きな能
   力を養うことになると思います。
   
    さて、夏休みは、ゆっくり読書をしていましたか。
   
    夏休みに読書の習慣が身についた子は、2学期になっても、「テ
   レビやゲームに戻らない」ようにしましょう。
   
    残念ながら、逆に、夏休みにテレビやテレビゲームの時間が増え
   てしまった子は、2学期になったのを機会に、テレビとテレビゲー
   ムを生活からシャットアウトしましょう。
   
    親子でボードゲームをすると、すぐに子どもたちはルールを創り
   始めます。
   
    「お母さんは大人なんだから、1回休み」
   
    「それは、ずるいでしょ」と笑いながら、「この子の力がひとつ
   上がった」と心の中で喜んでください。

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