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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.487     2013/10/13  発行部数 942
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。台風は大丈夫ですか。秋風が気持ちの良い季節です。
   
    妻も退院の日が決まりました。ご心配をおかけしました。
   
    こちらの学校は運動会が春に終わってしまいましたが、そちらは
   いかがでしょう。
      
   みなさんの声***********************************************
    子どもの進歩は本当にすごいですね。1年生だと1年たたなくて
   も、字は整ってくるし、4月のテストは今と比べものにならないく
   らい簡単でした。さて、4年生以上で進歩が見えにくくなったらど
   うしましょう。1年生の時と比べますか(1年の時のはとってある
   ことが多い)。
   ***********************************************みなさんの声
      
         (^o^) 選んで褒める
   
    10歳を越えても、褒めることがあれば褒める、のが基本です。
   
    10歳までは、とにかく何でもかんでも褒めれば、効果は十分に
   出てきます。
   
    でも、10歳を越えたら、心の成長や未来のことを考えて、これ
   までの褒め方に少し手を加えてみましょう。
   
    いちばんよいと私が思うのは、「がんばったことが成果につなが
   ったもの」を褒めることです。
   
    10歳から先は、生きているだけでは、なかなか脳も進化しませ
   ん。
   
    ここからは、努力とか積み重ねとかいうファクターが加味されて、
   力は伸びていきます。
   
    ですから、褒められたことが、この先、自分で努力するというこ
   とと結びつけば、力は伸び続けます。
   
    例えば、
   
   漢字の勉強を頑張ってきたので、漢字テストの点数が上がった
   
   計算ドリルをたくさんやったから、計算が速くなった
   
   鉄棒の練習をしたから、逆上がりができるようになった
   
   という具合です。
   
    自分がやったから良い結果が出た、ということが心の中に積み重
   なれば、その後もいろいろなことに挑戦しようという気持ちになり
   ます。
   
    10歳以降は、自分でやったことだけが能力として身につくので
   す。
   
    中でも、「毎日コツコツやった」「今まで以上に長く続けた」こ
   とが良い成果につながったことを褒めるのは効果が大きいと思いま
   す。
   
    年齢を重ねるほどに、成功するまでに時間がかかるようになるの
   で、こつこつと長く続けることは、年をとればとるほど、より重要
   になるからです。
   
    さて、では、漢字の練習を毎日がんばって、ある日、たまたま山
   を張ったところが出て満点をとれた時は、褒めてもよいでしょうか。
   
    昔は、山をはったのが当たった、というのは褒める材料ではあり
   ませんでしたが、私は、これこそ思い切り褒めたほうがよいと、最
   近思うようになりました。
   
    山を張れるようになったのは、これまでに、それなりの勉強をし
   てきたからです。
   
    その山が当たったのは、勉強の成果であるとともに、運の良さで
   もあります。
   
    運がよいというのは人任せのように思われますが、人知を越えた
   力に守られていると思うことは、やる気を継続させるための大きな
   力になるのです。
   
    「自分はもともと幸運の元に生まれている。がんばるとさらに幸
   運が訪れる」と思い込むのは、人生の最強の力になります。
   
    この世界に生まれてきたこと、そのものに自信を持てるようにな
   ります。
   
    この自信こそ、「やり遂げる力」の源です。
   
    「自分は、このお父さんとお母さんの間に生まれてきたから運が
   いいのだ」なんて、思ってくれるかもしれません(^o^)。
   
    何度も書いていますが、10歳の誕生日に、すべての子が変わる
   わけではありません。
   
    いつ変わるのか、その日は、一人一人違います。
   
    でも、9歳から小学校を卒業する間までに、ほとんどの子は、そ
   の日を迎えます。
   
    少しだけ、お子さんをよく見ていてください。
   
    「その日」は、意外に、はっきりわかると思います。

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