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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.496     2013/12/15  発行部数 921
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。忙しい年末、体調はいかがですか。
   
       (^o^) 続けたことだけが成功する
   
    親子の交換日記について、こんなお便りをいただきました。
      
   みなさんの声***********************************************
   子供達との交換日記を早速始めました。
   次男(小1)は「何を書いたらいいか、わからん!」と言っていた
   ので、「今日した事とか楽しかった事とかを書けばいいよ」と話す
   とノリノリで早速書いていました。文章はまだ50文字程度ですが、
   絵つきで日記を書いています。
   その日記に対して私の書く内容が子供が書いた内容の感想やコメン
   トみたいになっているので、そんな感じでいいのかな?と悩み中で
   す。
   子供は私の書いた内容とは全く関係なく、毎日絵日記を書いていま
   すが、そんな感じで私がコメント書くのは交換日記と言えるのでしょ
   うか?(笑)
   また毎日書くのは難しいようですが、出来る時に書くだけでもいい
   ですか?
   ***********************************************みなさんの声
      
    交換日記を始めていただき、ありがとうございます。
   
    始めるかどうか迷っている方の背中を押してくださるお便りです。
   
    大人が交換日記をイメージすると、ある一定の形を思い浮かべて
   しまいますが、子どもにとっては初めての経験、未知のものです。
   
    とりあえず、喜んで「書く」行為に参加してくれるだけで、すご
   いことです。
   
    内容や形式よりも大事なのは、喜んで続けてくれることです。
   
    そのためには、お子さんが何を書いてきても、また、書かない日
   があっても、さらに、読んでくれない日があっても、こちらが毎日
   続けることが必要です。
   
    「速効よい子」は、発行を始めて、もうすぐ500週間になりま
   す。第1号は2004年4月です。
   
    今でこそ、毎週みなさんからお便りをいただけるようになりまし
   たが、最初は、私からの「一方通行の手紙」でした。
   
    200人くらいの方が最初登録をしてくださいましたが、その方
   々が、「よい子」を読んで、どう思っていらっしゃるのかは、まっ
   たくわかりませんでした。
   
    でも、子育てについて知っていただきたいことがあったので、不
   安な気持ちがいっぱいでしたが、書き続けました。
   
    初めてお便りをいただいたのは、書き始めて1年以上経ってから
   です。
   
    それまでは、1年以上、毎週、返事のこない手紙を書き続けたこ
   とになります。
   
    子どもたちに、手紙をもらったら返事を書きましょうと指導しま
   す。
   
    しかし、手紙をもらったら返事を書く、ということと、手紙を出
   したら返事がもらえる、ということは、全く別のことです。
   
    もし、「自分は、手紙をもらったら必ず返事を書くので、自分が
   出した手紙の返事がもらえないのはおかしい」と子どもたちが思っ
   てしまったら、世の中はストーカーだらけになってしまいます(^o^)。
   
    メールをすぐに返さなければいけないという強迫観念に襲われる
   子どもたちが話題になりましたが、これも、そうした勘違いのひと
   つですね。
   
    返事は期待しないのが、手紙を書く時に大切なことです。
   
    返事が来ないからと怒ったり悲しんだりするのは、手紙を書く上
   で反則だと思います。
   
    返事がもらえないのに次々に手紙を書き続けるのはストーカー行
   為ですが、親子の関係に限っては、それは当てはまりません(^o^)。
   
    子どもたちが、どうあろうと、一度始めたら、親は、子どもが家
   を出るまで、ずっと続けてください。
   
    内容は、子どもの絵日記の感想でもかまわないし、それとは関係
   ない、こちらの伝えたいことでも、一人の人間として思ったことで
   も、何でもいいと思います。
   
    考えたことは、文字、文章にして相手に伝えることができる、と
   いうことを、長い時間をかけて、お子さんにわかってもらうことが
   重要です。
   
    親子のおしゃべりは、最も重要な子育てのアイテムです。
   
    でも、書くことで、より深く伝わることも多いのです。
   
    冬休みは、子どもたちの生活や心にも余裕が生まれます。
   
    2014年を、「親子交換日記を始めた年」にしてみませんか。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★