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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.498     2014/1/3  発行部数 916
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    あけましておめでとうございます。
    どんな新年をお迎えでしょうか。
   
    親子で心温かな新年を迎えられることは、ほんとうに幸せですね。
   
    昨年暮れに、全国学力調査の結果として、
   
   毎日朝食を食べる子どもほど、学力調査の平均正答率が高い
   
   などという報告がありました。
   
    お父さん、お母さんが、子育てを真剣に考え、家族の愛情をいっ
   ぱいに受けて育つ子は、「よい子」になるばかりでなく、能力も上
   がるということです。
   
    「速効よい子」を読んでいただいているお父さん、お母さんにと
   っては当たり前のことですが、今の日本は、こういうことをわざわ
   ざ言わなくてはいけない状況にあるのですね。残念なことです。
   
         (^o^) 大事な勉強、大事な家族
   
    続けるという行為は、どんなことでも重要だということは誰もが
   わかっていますが、大人でもなかなか思うようにはいかないもので
   す。
   
    私は、計算ドリルを力を定着させるための副教材に使っています。
   
    今年は、同じページを3回ずつやることを宿題にしました。
   
    私のクラスでは、いつ、どこをやってもよいことにしており、や
   ってきたページを私の持っている名簿に記録していきます。
   
    ドリルは年間3冊あり、1冊目は4月から夏休みが終わるまで、
   2冊目は9月から冬休みが終わるまで、3冊目は1月から春休み前
   までに終わるように言ってあります。
   
    6年生は年に3回のチェックだけをしますが、4年生は、それで
   は難しいので、毎週月曜日に、5ページ分進んだかをチェックして
   います。
   
    低学年では、毎日、チェックしてやるのがよいと思います。
   
    年齢によって、「自由な期間」を調整することによって、自主性
   も育ちます。
   
    さて、同じ年齢の子でも、その表れは様々です。
   
    毎日こつこつと続けて(土日も含めて毎日1ページずつやると1週
   間に7ページになるので)、チェックの日には余裕を持って、決めら
   れた以上の多くのページが終わっている子。
   
    チェックの日の前日にあわてて、ぎりぎりで間に合わせる子。
   
    チェックの日に間に合わないで、休み時間にやらざるを得ない子。
   
    また、やっている内容も様々です。
   
    ノートにきちんと日付を入れ、毎回時間を計りながらていねいに
   やっている子。
   
    この子たちは、私の教えたドリルの使い方(授業でやった日に1回
   目、2回目は1〜2日後に、3回目は1週間後に)にしたがって力を
   つけています。
   
    一方、あちこちを自由気ままにやって、どこを何回やったかわか
   らなくなり、それほど繰り返さなくても力のつくページを5回も6
   回も気づかずにやっている子もいます。
   
    5回、6回とやることそのものは悪くないのですが、チェックの
   日に、ただ間に合わせるためだけに簡単にできるページを5回も6
   回も繰り返している場合もあって、それは時間の無駄です。
   
    また、とにかく早く終わらせようと、同じページを一気に3回や
   ってしまう子もいます。
   
    このタイプの多くは、やる日とやらない日にむらがあることが多
   いようです。
   
    当然のことながら、機械のように同じことを同じ日に続けて3回
   繰り返しても、3回分の実力が身につくことはありません。
   
    (「1回目に間違いが多かったから、続けてもう一度やってみよう」
   という明確な意図がある場合は、続けて同じことをやっても効果が
   あります。)
   
    こうして見ていくと、同じ量の勉強をしても、実力に差がつくの
   は明らかです。
   
    本当に実力が身につくのは、きちんと計画的に続けられた子です。
   
    このように自分で考え、自分で調整し、こつこつと続けていく子
   の計算ノートは、たいへんきれいで、とても大事に扱われています。
   
    親から買ってもらったものを大事に使うことと、勉強することを
   大事に思うということは、こんなところでも結びついています。
   
    きれいなノートは自分で何度も見返したくなるので、それだけで
   も復習になります。
   
    勉強で力を伸ばすことと家族を大事にし家族から大事にされてい
   ることは、確実につながりのあることです。
   
    きれいに使っているノートを見つけたら、「大事に使ってくれて
   ありがとう」と言うだけで、力が伸びる可能性があります。

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