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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.503     2014/2/7  発行部数 989
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    今年初のライブが明後日、2月9日(日)に迫ってきました。
   
    この3週間、練習をしましたが、これでよし、という気持ちには
   なれません。
   
    ちゃんとステージで歌えるかは心配ですが、まだまだだめだと思
   っているうちは上り坂なのだろうと、自分を励ましています。
      
   みなさんの声***********************************************
   いま脳に関係する機器の担当をしています。
   普通に説明しても難しくて理解できない人が多いですが、こうじさ
   んの説明を取り入れればそういった人たちの理解が深まると思いま
   す。
   ***********************************************みなさんの声
      
    私の話は別として、子供向けに作られたものって、意外と大人に
   役立つものが多くて、侮れないですね(^o^)。
   
    さて、今週も、もうひとつ、脳の話です。
   
    今日の話を含めて、全部で3つの脳の話を、いつも子どもたちに
   しています。
   
         (^o^) 学校で勉強する理由
   
    脳の話は、こんなふうにも使います。
   
        ******
    脳には、もう一つ秘密があります。
   
    それは、脳の箱(部屋)が、ひも(廊下)でつながっているのです。
   
    ○○君。
   
    あれ、返事はどうしたのですか。
   
    では、△△君。
   
    いいですね、すぐに「はい」という良い返事ができました。
   
    これは、「自分の名前は○○だ」という箱と「名前を呼ばれたら、
   はいと返事をした方がよい」という箱がひもでつながっていて、○
   ○君と呼ばれると、「自分の名前は○○だ」という箱がノックされ
   ると同時に、その信号がひもを伝わって「名前を呼ばれたら、はい
   と返事をした方がよい」という箱もノックして、二つの箱のふたが
   ほぼ同時に開くから、できることなのです。
   
    もし、この二つの箱がつながっていなければ、その人は、ずっと
   「はい」という返事をしないでしょう。
   
    もし、つながっていても、そのひもがとても細かったら、「はい」
   と言うまでに時間がかかります。
   
    すぐに返事をしてくれる人と、全然返事をしてくれない人と、ど
   ちらが好きですか。
   
    すぐに返事ができる人は、頭も心も良い人に見えますね。
   
    さて、このひもには、もう一つ重要な役目があります。
   
    算数の時間に、一つの解き方しか思いつかない人と、たくさんの
   解き方を思いつく人がいますね。
   
    これは、ひものつながり方の違いから来ています。
   
    ひとつの箱からたくさんのひもが出て、いろいろな箱につながっ
   ている人は、一つの問題に対して、たくさんの箱のふたが開くので、
   たくさんのやり方を思いつきます。
   
    箱のつながり方が少しだと、答えも少ししかでてきません。
   
    この二つのことから考えると、脳の箱をつなぐひもは、太ければ
   太いほど、つながり方が複雑であるほど、頭のよい人だということ
   になります。
   
    昔、アインシュタインという天才科学者がいました。
   
    あまりに頭がよいので、この人の脳がどうなっていたのか、今、
   世界中の科学者が研究しているそうです。
   
    驚いたことに、アインシュタインの脳の箱の数は、普通の人より
   少なかったそうです。
   
    でも、その箱をつなぐひもが、普通の人の何倍も太くて複雑にで
   きていたそうです。
   
    ここからも、脳のひもの大事さがわかります。
   
    一人で一所懸命勉強すると、脳の箱はどんどん増えていきます。
   
    でも、一人きりで勉強するだけでは、脳のひもはなかなかつなが
   っていきません。
   
    ところが、学校でたくさんの人といっしょに勉強すると脳のひも
   は、複雑につながっていきます。
   
    自分と友達とでは、同じ知識の箱でも、つながり方が違うので、
   話をしているうちに「こんなつながり方があるのか」という発見を
   たくさんして、自分の脳のひものつながり方が増えていくのです。
   
    だから、いちばん頭のよくなる勉強法は、
   
   家で、一人でいる時は、集中して、じっくり調べたり考えたりする
   
   学校に来た時は、自分の意見をたくさん言って、友達の意見を真剣
   に聞く
   
   という二つのことを続けることです。
   
    君の脳は、君ががんばってくれると信じてますよ。
       ******
   
    もちろん、家族とのおしゃべりも、脳の箱を増やし、脳のひもを
   太く複雑にする大事な勉強法です(^o^)。

    3回にわたってお送りした「脳の話」は、あくまでも子供に分か
   りやすく「作った」話です。

    脳についての本物の話は、脳科学者の池谷裕二さんの著書をお読
   みください。とてもわかりやすく、ためになる本ばかりです。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
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