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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.506     2014/3/1  発行部数 1039
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。もう3月です。6年生は、あと1か月で、一生ラン
   ドセルを背負わない人になるんですね。(テレビコマーシャルで背負
   っている人がいますけど(^o^))
      
   みなさんの声***********************************************
   以前テレビでB'zのドキュメンタリーをたまたま見たんですが、稲葉
   が1字にこだわっていたことを思い出しました。
   ***********************************************みなさんの声
   
    私も作詞家の端くれですので(^o^)、それはすごくよくわかります。
   
    日本語には、どうでもいい一文字と、絶対に置き換えられない一
   文字があります。
   
    お子さんが素敵な日本語を話した時に、ぜひ、すかさず褒めてや
   ってください。
   
          (^o^) 間違いを栄養にする
   
    国語のテストをしていて、気づいたことがあります。
   
    答えを4つの中から1つ選ぶ問題なのですが、選べない子がいま
   した。
   
    実は、その問題は、4つの選択肢のうち絶対にまちがいであるも
   のが2つあったのですが、あとの二つは、どちらを選んでも間違い
   ではない、という問題でした。
   
    数字で答える算数とは違い、他の教科の場合は、「正解がいくつ
   もある」という場合も少なくありません。
   
    ならば、答えるのは簡単だろうと思うのですが、実は、そうもい
   かなくて、絶対にこの一つが正解だと確信できないと答えられない
   子、というのが存在します。
   
    なんだか、昔よりも、そういう子が増えてきたような気がします。
   (いつものように理論やデータの裏付けはありません(^o^))
   
    クラスで話し合いの授業をしている時も同様です。
   
    間違いを恐れず、どんどん発言する子もいますが、間違いではな
   いと完璧に確信するまで挙手しない子は、学年を上がるにつれて増
   えていくようです。
   
    18歳までは、間違いをした後きちんと直せば、間違いをすれば
   するほど、力を蓄えていくことができます。
   
    間違いをしないように、ひたすら慎重にことを進める子よりも、
   能力は伸びていきます。
   
    ですから、小学校の多くの教室には、「教室は間違えるところ」
   とか「間違えるほど力が伸びる」とか、その類のことが掲示されて
   いると思います。
   
    それでも、間違えるのが嫌な子は、増えています。
   
    間違えることは恥ずかしいことではない、間違えることはだめな
   ことではないと、いくら言葉で説明しても、10歳以下の子には通
   じません。
   
    でも、逆に、言葉では通じないからこそ、言葉ではないことで納
   得すれば、理論的に納得する14歳以上の子よりも、10歳以下の
   子は、「間違えること」を楽に身につけます。
   
    そのいちばん簡単な方法は、子どもが間違えた時、周りの大人が、
   「気持ちの良い言葉」を発してやればいいのです。
   
    「すごい」「えらい」「さすが」…、どの言葉を使うのがベスト
   かは、その子によって違います。
   
    お父さん、お母さんなら、自分のお子さんへのベストの言葉は、
   もうわかっていると思います。
   
    大げさに褒める必要はありません。
   
    お父さん、お母さんから自然に出てくる「よい」一言で、お子さ
   んの間違いに応えてください。
   
    それが積み重なって、お子さんは、自信を持って表現できる子に
   なり、間違いを恐れず、それを栄養にできる子になります。

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