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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.507     2014/3/7  発行部数 1063
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。少しずつ、世界の色が明るくなってきたような気が
   します。
   
    そちらは春めいてきましたか。
      
   みなさんの声***********************************************
   今年、子どもにやらせたいことが「失敗」です。
   ***********************************************みなさんの声
      
    失敗させることと成功させないことは違います。
   
    また、成功させることと失敗させないことも違います。
   
    お父さん、お母さんの人生を振り返り、その成功と失敗を振り返
   って、お子さんには適時な成功と失敗を経験させてやってください。
   
   
          (^o^) 読書の好きな子は
   
    私の勤める学校では、読書の年間目標が、1〜3年生が100冊、
   4〜6年生が1万ページです。
   
    子どもたちを見ていると、よく言われることですが、確かに読書
   量と学習の力は関係があります。
   
    すべてが当てはまるわけではありませんが、読書が好きな子は、
   勉強が苦手ではありません。
   
    そこで、こんな「公式」が出てきます。
   
   「読書が好きになれば、勉強ができるようになる」
   
    これは本当でしょうか。
   
    私は違うような気がしています。
   
    クラスで一番足の遅い子が、「とにかく走ってみなさい、たくさ
   ん走りなさい」というだけで、足が少しも速くなっていないのに、
   クラスでいちばん走るのが好きな子になるでしょうか。
   
    また、周りの大人が勝手に、足の遅い子が速い子に勝ってしまう
   ようなルールを作っても、喜ぶのは一瞬だけで、真に走ることが大
   好きになったりはしません。
   
    その子が、本当に走るのを好きになるのは、たとえクラスで一番
   でなくても、自分が速くなったと感じられるような力を身につけた
   時です。
   
    同様に、読書を本当に好きになるのは、本を読む技術をしっかり
   持った時です。
   
    極端な言い方をすれば、「読書が好きになれば勉強ができるよう
   になる」のではなく、「勉強ができるようになれば読書が好きにな
   る」のです。
   
    読書が好きになるための勉強はたくさんありますが、基本的なも
   のとして、何よりもまず、言葉をたくさん知っていることが重要で
   す。
   
    たくさんの言葉をシャワーのように浴びて育った子は、聴いたり
   読んだりすることが好きになります。
   
    10歳以上になると、その中でも、日本では、漢語をたくさん知
   っている子が、読書を好きになります。
   
    聞いたことのない漢語でも、字を見て何となく意味がわかるくら
   いになると、本を読む速さも楽しさも変わってきます。
   
    10歳までの子は、耳から入ってくる言葉が、脳の部屋にたくさ
   ん蓄えられていること、
   
    10歳からは、漢字の意味をたくさん知っていることが、読書好
   きにさせるこつの一つです。
   
    10歳までは、とにかく家族でたくさんおしゃべりをして、お子
   さんが言葉の意味をきいてきたら、すぐに教えることが重要です。
   
    10歳から後は、新聞などをテキストにして、親子でたくさんの
   活字をいっしょに見て、知っている漢字を増やすことが重要です。
   
    もし、お子さんが読書好きなら、お父さん、お母さんが、自然に
   それをやってきたのだと思います。

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