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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.514     2014/4/26  発行部数 1051
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。お子さんは、4月「皆出席」でしたか。4月に
   なってもインフルエンザによる学級閉鎖があるようです。十分にお
   気を付け下さい。
      
   みなさんの声***********************************************
   保育園の時から、毎日食事のたびに教えているけど直らず、正直 
   言い続けることに大きなストレスを感じています。言われる方はも
   っとですよね。鉛筆のもちかたも・・・二女はシャープペンは使っ
   ていませんが親指が出てしまいます。
    いろいろな策を立てましたが、どれも駄目でした。
    くどくど言うより、楽しく食事ができて、字が書けたらOKとおお
   らかに見守った方がいいのかと悩み中です。
   ***********************************************みなさんの声
      
    子育てって、なかなか思うようにはなりませんね。
   
         (^o^) 強制、弱い強制、自主性
   
    すぐに効く「鉛筆の持ち方を直す薬」は、私も発見していません。
   (「速効よい子」なのに、すみません(^o^))
   
    ひとつのことを身につけさせる時は、強制的に教えるか、自主性
   が芽生えるのを待つか、どちらかですが、これは、年齢によって違
   うと、私は考えています。
   
    これまで言ってきたように、4年ごとに区切って子育てを考える
   と、2歳から6歳までが「強制」、6歳から10歳までが「弱い強
   制」、11歳以降は、「自主性」が大事だと思います。
   
    6歳までは、いろいろなことが速く身につきます。
   
    この年齢では、親が身につけさせたいと思っていることは、嫌が
   っても強制的に教えるのが一番よいと思います。
   
    何でもかんでも早い時期に教えた方がよいという考えには賛成で
   きませんが、(親が思う)正しい「振る舞い」については、6歳以前
   に強制的に教えてしまうのがよいと私は考えます。
   
    強制的にでも、一度身についてしまえば、「それができる」とい
   うことは楽しいことですし、その成功体験は、心の成長にもよい影
   響を与えます。
   
    また、たとえ、その時は楽しいとあまり感じなくても、後で親に
   感謝したくなることは間違いありません。
   
    逆に、11歳以降は、「強制」は逆効果です。
   
    強制されなくても反抗心が自然に芽生えてくる年齢です。
   
    しかも、「身につける」ということに関しては、6歳までとは比
   べ物にならないほど、時間がかかるのです。
   
    強制的に、長い時間やらされても、なかなか身につかないし、6
   歳までとは違って「失敗体験」が心を弱くする恐れもあります。
   
    ここでは、自主性が芽生えるような仕掛けを、お子さんのまわり
   に仕掛けるのがいちばんです。
   
    ただ、自主性が生まれた時に、そのやり方がわからないと自分で
   始められないので、一度は、正しい持ち方を教えておく必要があり
   ます。
   
    さて、6歳から10歳は、ちょうど、その中間です。
   
    6歳までと比べたら、身につけるのに時間がかかるし、かといっ
   て、自主性というのも自然には生まれません。
   
    そこで、少し長い時間をかけて少しずつ強制するという工夫をす
   るとよいと思います。
   
    例えば、書き取りの宿題が出ていたら、最初の一行だけは正しい
   持ち方で書かせる、とか
   
   食事のたびに、最初の3分だけは、正しい持ち方で食べさせる、と
   いう
   
   苦にならない程度の、かといって、こちらが全面的に妥協するわけ
   ではないことを、
   
   長い期間続けるという方法が考えられます。
   
    また「しっかり身につけさせなければ」とだけ考えるのではなく、
   
   「普段は変でも、いざという時、自分でしっかりできるくらいに」
   と考えることで、
   
   やらせる方も気持ちが楽になります。
   
    また、失敗例、成功例を、お聞かせいただけると、うれしいです。
   みなさんに紹介したいと思います。

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