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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.518 2014/5/24 発行部数 1157
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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こんにちは。5月の陽ざしは思いのほか強いですね。こちらは、
あと1週間で運動会です。
そちらでは、どんな季節の行事が待っていますか。
いつもコメントをありがとうございます。
前回の記事にご質問がいくつかありました。
(^o^) 式、図、言葉の3点セット その2
みなさんの声***********************************************
「人間を3人描き、それぞれに吹き出しをつけ、吹き出しの中に小
さな丸を10個ずつ描きました。3つの吹き出しはつながっていま
す。」という部分が私にはわかりかねました。
人間が3人というのと吹き出しの中の小さな丸が10個ずつなのも
イメージで実際の数とは違っているのでしょうか?
***********************************************みなさんの声
低学年では、「リンゴが6こありました。3人で分けます…」と
いう問題を図(絵)にする時に、りんごは、しっかりと6こ、人間は、
しっかりと3人描きます。
しかも、最初は、りんごはりんごらしく、人間は人間らしく描く
必要があります。
問題文とイメージが直接つながることが大事だからです。
しかし、理解が進むと、まず、りんごを表すのに、わざわざりん
ごを描かず、ただの○で代用できるようになってきます。
絵から図へ抽象化していくのです。
ここが、イメージ化のとても大事なことのひとつです。
さらに理解が進むと数も抽象化(省略)することができるようにな
ります。
ご質問のあった前号の問題は、
「1990年、日本では1年間に114400000万kgの二酸化
炭素が出ました。当時の人口は12361万人です。1人当たりの
二酸化炭素の出た量を求めなさい」
です。
問題を解くために12361万人の人間を描くわけにはいきませ
ん。
Aさんは、12361万人の人間を3人に省略し、114400
000万kgの二酸化炭素を30つぶの小さな丸に省略したわけです。
図(絵)は、低学年から高学年に向かって、このように少しずつ省
略できるようになることで、より複雑な思考ができるようになって
います。
抽象化・省略をあせる必要はありません。
もし、図(絵)が、少しでも抽象化・省略ができるようになったと
思えた時に、うんと褒めてやってください。
褒められたことが刺激になって、さらに一歩進んだ抽象化・省略
をしようという気持ちになることが最も重要です。
みなさんの声***********************************************
3年生までずっと図を描かせてきたので、文章題は間違えないので
すが、たまに単位を書き忘れることがあります。
角のテストでも2問「°」を忘れて90点でした。どうしたらこのよ
うなミスはなくなるのでしょう。
***********************************************みなさんの声
ここは、「言葉」が役に立ちます。
いつも式、図、言葉の3点セットを意識して問題を解き、(面倒で
はありますが)、言葉での説明を書く習慣を身に付けると、テストの
時も、心の中で自然に「言葉で説明」するようになります。
「ここが○○センチメートルで、こちらが△△センチメートルだ
から…」
「分度器の60度をさしているように見えるけれど、これは90
度より大きい角だから…」
というように、心の中ではっきりと言葉にできていると、単位のつ
け忘れは少なくなるはずです。
式だけ書けば100点をとれるところを、図でも文でも書くとい
う作業は、とても面倒です。
でも、この「面倒」は、やる甲斐のある面倒だと思います。
時間に余裕のある時だけでもよいので、ぜひ、繰り返し行い、最
終的には「脳内の習慣」にしてほしいと思います。
今週は、記事をていねいに読んでいただき御質問いただいたおか
げで、自分の中でもはっきりしたことがあり、私にとっても大変重
要な記事になりました。ありがとうございます。
記事に対する御質問でも、その他のことに関する御質問でも、で
きうる限りお答えしたいと思っています。
これからもよろしくお願いいます。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★