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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.522     2014/6/22  発行部数 1152
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    来週は、2泊3日の自然教室に出かけるので、その準備に大わら
   わです。
   
    こういう学校行事というのは、他の他方や他の国にもあるのでしょ
   うか。
   
    また、教えてください。
   
         (^o^) 毎日見る、ときどき見る
   
    田植え体験が終わってから、毎日、子どもたちに田んぼの様子を
   見てレポートを書くように言いました。
   
    といっても、全員が毎日見に行くわけではありません。
   
    男子と女子が、クラスに16名ずついるので、毎日それぞれ一人
   ずつ順番に行きます。
   
    男女それぞれのレポートは、稲の日記として廊下に掲示していき
   ます。
   
    男女それぞれの日記を作らせているのは、ライバルがいると途中
   で手を抜きにくくなるからです。
   
    かといって、全員に毎日書かせると、別の問題が起きます。
   
    稲の成長は「昨日との違い」がわかりにくく、一人で毎日レポー
   トを書くのは難しいという問題です。
   
    でも、(土日は除くので)約3週間後に回ってくる当番制なら、稲
   の様子の違いはよくわかります。
   
    子どもの成長も、これに似ています。
   
    高学年になるほど、毎日の成長はつかみにくくなります。
   
    成長の速度が遅くなるためです。
   
    ですから、毎日、世話をしていると、子どもが成長したことに気
   づかないことも多くなります。
   
    かといって、稲のように3週間に1度子供に会うというわけには
   いきません(^o^)。
   
    そこで大事なのは、子どもがやったことを、ある程度の期間、残
   しておくことです。
   
    小学生は、4月からの1年分のノートやテストを残しておくのが
   よいと思います。
   
    私のクラスでは、書き取りノートや予定帳の内容が、大きく進歩
   している子が多いはずです。
   
    毎日見ているだけでは小言しか出てこない、という場合も、少し
   前の様子と比べたら大きく進歩しているのがわかり、お子さんに向
   ける顔も、怒り顔から笑顔に変わるのではないでしょうか。
   
    ノートが終わると、すぐに捨ててしまうお父さん、お母さんも少
   なくないようですが「以前に比べて、わが子はこんなに成長したの
   か」ということがわかる資料を捨ててしまうのは、とてももったい
   ないことです。
   
    ちなみに、以前にも書きましたが、テストも1年間残しておくこ
   とが大事です。
   
    テストは最も優秀な参考書だからです。
   
    1年のテストを振り返るだけで、お子さんがどのくらい学習を習
   得しているかが簡単にわかります。

    今日は、少し前のお子さんを思い出して、進歩しているところを
   褒めてやってください。

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