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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.526 2014/7/20 発行部数 1150
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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こんにちは。ワールドカップが終わりました。
優勝したドイツの監督は、選手時代、特に有名な選手ではありま
せんでした。
でも、サッカーを愛し続け、努力を続けた結果、今では世界中で
知らない人はいないサッカー人となりました。
こつこつと努力を続ける人には、必ず、夢のような日が、未来に
待っています。
そのことを、子どもたちに伝えていきたいと、毎日、思っていま
す。
(^o^) 世界の果ての通学路
先日「世界の果ての通学路」という映画を観てきました。
ケニア、モロッコ、アルゼンチン、インドの子どもが学校へ通う
様子を紹介したドキュメンタリーに近い映画です。
ケニアの兄妹は、サバンナを小走りで、15km、2時間かけて学校に
通います。毎年、4、5人の子どもがゾウの襲撃によって命を落とす
道です。両親は2人が無事に学校に通えるよう、毎朝お祈りをしてい
ます。
アルゼンチン、アンデス山脈の人里離れた牧場で暮らす兄妹は、
毎日18kmの道のりを馬に乗って1時間半をかけて通学します。
モロッコのアトラス山脈の中心部、辺境の地に生まれた女の子は、
毎週月曜日の夜明けに起き、友達2人と一緒に22kmの道を4時間かけ
て歩きます。
1週間全寮制の学校で学び、金曜日の夕方、3人は同じ道を歩いて
家に帰ります。
彼女は、家族のなかで初めて学校に通う世代で、字が読めない祖
母や両親は、医師を目指す彼女を全力で応援しています。
インドの少年は、未熟児で生まれたため足に障害があります。2人
の弟が急ごしらえのオンボロ車椅子に彼を乗せて、1時間15分かけて
4kmの道のりを3人で通学します。
ケニアの少年は、パイロットになって世界を見たいと言います。
アルゼンチンの少年は、故郷に貢献できる獣医を目指しています。
モロッコの少女は、自分よりも奥地に住んでいて、学校に行くの
をあきらめている子どもたちに、学校の素晴らしさを説いて回って
いるそうです。
インドの少年は、自分と同じような障害をもつ子供を助けるため
に医者を目指しています。
4人とも、学校へ通うことが自分の夢を叶える道だと、瞳を輝か
せて話します。
この映画を観て、いちばん深く思ったのは、私たち今の日本人が、
本当に恵まれた生活をしているということです。
御覧になったら、早くも最初の場面で、それを感じていただける
と思います。
私が見に行った日は、午後1時からの上映でしたが、子供連れの
親子4人が、ピクニックのように楽しそうに手作りのお弁当を食べ
ながら、ロビーで上映を待っていました。
素敵な家族だなあと思いました。ロビーでお弁当を食べさせてく
れる、この映画館も素敵です。(静岡サールナートホールシネギャラ
リーという劇場でした(^o^))
もし、日本中の小学生が見て、その2割が心から感動してくれた
ら、50年後の日本は、素晴らしい国になっていると思います。
大きな劇場では公開されていないので、見ることのできる機会は
少ないかもしれませんが、レンタルビデオでもいいので、ぜひ、ご
覧ください。
エンドロールで「インドの弟たちは、車いすの直し方を覚えまし
た」というナレーションが出てきた時、泣きそうでした(^o^)/。
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どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★