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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.536     2014/9/26  発行部数 1139
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。教室が涼しくなって、学習に絶好の季節です。
      
   みなさんの声***********************************************
   夏休みにお風呂掃除とモップ掃除を子供達にそれぞれ任命しました
   が、一日しただけで長続きしませんでした。
   来年こそは、お昼ご飯を任せる等、自分がしないと家族がみんなが
   困るお手伝いをして貰おうと思っています。
   ***********************************************みなさんの声
   
    さっそく、感想をありがとうございます。

    どんなことを任せようかとプランを立てるのも、親の楽しみです
   ね。
   
         (^o^) 言葉の意味をはっきりと知る
   
    5年生の算数で「倍数と約数」を勉強しました。
   
    倍数は、「倍」の数ということで、子どもたちも、すっきり理解
   できたようです。
   
    でも、約数には、最初、戸惑う子もいます。
   
    「約」という言葉が、「およそ」という意味だと思っているから
   です。
   
    この場合の約数の「約」は、およそ、ではなく、「割符」という
   意味です。
   
    割符といっても子どもたちにはわからないので、好きな人と半分
   ずつ持つハートのペンダントだと教えてきました。
   
    今時、これで理解できるかなと危ぶみながら、今年も子どもたち
   に言ってみたら、通じました。(こんなの、実際にしている人を見た
   ことはないですが(^o^))
   
    「約」は、二人で合わせるとぴったりハートの形になるペンダン
   トと同じなので、12の約数を考える時は、それをイメージして、
   1と12、2と6、3と4の3つのペンダントができると考えます。
   
    これを使って約数ゲームをすると、1時間、面白がってやります。
   
    まず、自分が決めた数の約数ペンダントを作ります。
   
    決めた数が「12」なら、3つのペンダントヘッドができます。
   
    どんな数字を選んだかは、誰にも秘密です。
   
    今回は、200までの数の中から選ぶことにしました。
   
    その「約数ハートの割符」を友達と交換し、どちらが早く、全部
   のハートを完成させるかを競います。
   
    いろいろな友達と対戦するうちに、いろいろな数の約数に慣れて
   いくことができます。
   
    約数が多ければ多いほど合わせるのに時間がかかるので、約数の
   多い数を選んでハートのかけらを作るのが有利です。
   
    しかし、「1」のハートを入れてしまうと、元の約数がわかりや
   すくなります。
   
    それで、ハートの数が減れば不利になるという危険を冒して、そ
   の「1と決めた数」のハートや、他のばれやすいハートを入れずに
   出題するという技も考えだします。
   
    今回は、家でいっしょにやってくれたお母さんもいて、「おもし
   ろかったです」という感想をいただきました。
   
    「約」という言葉を、なんとなく「およそ」だと思ったまま、最
   大公約数の求め方を練習した子は、約分の勉強をする時、約数と約
   分がすっきりつながらないまま、やり方を覚えるだけで終わってし
   まうかもしれません。
   
    どの教科でも、思考の材料は、言葉と図です。
   
    知っている言葉を、どんどん増やしていくのも大事ですが、ひと
   つひとつの意味をはっきりと知っておくのも大事です。
   
    ちょっとでも気になる言葉があったら、すぐに調べるという癖を、
   子どもたちに持ってほしいと思っています。

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