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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.541     2014/11/1  発行部数 1134
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。

    今週は、いつもより多くのコメントをいただきました。
   
    コメントは、本当に、書くためのエネルギーになります。
   
    「よかった」「だめよ、だめだめ」(^o^)でいいので、またコメ
   ントをいただけるとうれしいです。
   
           (^o^) ゴジラは気づかない
   
    「5年生がいじめてきます」と、2年生が訴えに来ました。
   
    5年生に事情を聴くと、「楽しく遊んでたつもりなんだけど」と
   答えます。
   
    「男子が石を投げてきます」と、3人の女子が訴えてきました。
   
    男子に事情を聴くと、「女子の方に投げたのではなくて、お互い
   に投げ合っていただけです。石ではなく、松ぼっくりです」
   
    同じ一つの出来事なのに、全く見解が違っています。
   
    こういう「事件」はよくあることです。
   
    真実というのは一つしかないのですが、多面体でできているため、
   見る人によって違う形に見えるからです。
   
    こういう場合は、その後、両者からもう一度事情を聴いたり、話
   し合わせたりして、互いの妥協点を探し出し、悪かったところを振
   り返らせ、和解させます。
   
    警察、検察のように、100パーセントの真実が炙り出させるま
   で、徹底的に調査することも重要かもしれません。
   
    しかし、学校では、そこまで徹底するために時間をとるよりも、
   何を反省し、そこから何を学ぶかを考える時間を作ってやりたいと
   思います。
   
    こういう時に、必ず教えておきたいことがあります。
   
    それは、「やった方」は、「やられた方」の気持ちに気づかない、
   ということです。
   
    自分は冗談のつもりでやっていたが、相手は傷ついていた。
   
    自分たちだけのことだと思っていたが、他の人たちにも影響して
   いた。
   
    ほとんどのトラブルが、ここから起こります。
   
    子どもたちを見ていると、「悪意」を持って生きている人間とい
   うのは、本当にわずかなのだと思わせてくれます。
   
    ゴジラは、一歩進むだけで、家や人を踏み潰します。
   
    ゴジラは、振り向いただけで、街を壊し、多くの人を不幸にしま
   す。
   
    でも、ゴジラは、それに気づいていません。
   
    こんな風に話すと、子どもたちは
   
   「やった方」は、「やられた方」の気持ちに気づかない、
   
   ということを理解してくれます。

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