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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.542     2014/11/7  発行部数 1132
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    秋が来たかな、と思っていたら、もう冬の到来です。毎日、富士
   山が見えるようになってきました。
   
    冷暖房のない教室は、早くも「学習にちょうど良い気候」ではな
   くなっています。
   
    お子さんの体調はいかがですか。
   
           (^o^) すぐに応える
   
    私の勤める学校の5年生は、無料で田植えや稲刈りの体験をさせ
   てもらい、その上、とれたお米がもらえるという恵まれた環境にい
   ます。
   
    地域のみなさんの学校へのご協力のおかげです。
   
    さっそくいただいたお米を子どもたちに分けて、家で食べてもら
   いました。
   
    感想を書く紙には、「家の人から」という欄も作りました。
   
    なんと、うれしいことに、お米を分けた翌朝には、何通もの感想
   用紙が、教室に提出されていました。
   
    子どもたちが、お米を持ち帰ったのは夕方です。
   
    多分、夕食の準備には間に合わない時間です。
   
    ですから、いちばん早い子でも、感想用紙の提出は翌々朝だろう
   と思っていたので、驚きました。
   
    夕飯には間に合わなかったので、すぐ翌朝、炊いて食べてくれた
   ようです。
   
    また、その翌日には、たくさんの感想用紙が提出されました。
   
    どのご家庭でも、親子で楽しんでくれたようで、素敵なコメント
   が書かれていました。
   
   ・味はもちもちしていて、うま味があり、見た目はつやつやしてい
   て、とてもおいしかったです。
   
   という新米を堪能してくれたのがわかる感想はもちろんのこと、
   
   ・普段経験することのできない田植えや稲刈りを体験させていただ
   き、本当にありがたいです。
   
   ・農家の人たちの苦労を勉強させていただき、普段、何も思わない
   食事の全てに感謝の心が出来たと私たちも嬉しく思います。
   
   というように、田んぼを貸していただき指導してくださった農家の
   方への感謝の言葉も、たくさん書かれていました。
   
    中には、お米の味を子どもたちにわからせるために、わざと、お
   かずなしの塩むすびというメニューで食べてくれた家もあります。
   
    このように、お父さん、お母さんが、すぐに、しかも、ていねい
   に応えてくださるのは、担任として、本当にうれしいものです。
   
    このことを、子どもたちは全部見ています。
   
    うちのお父さんとお母さんは、すぐにお米を炊いて食べさせてく
   れた。
   
    自分がお米の勉強をしたことを、自分のことのように一緒に喜ん
   でくれた。
   
    お父さんとお母さんが、感想をすぐに書いてくれたので、自分は
   レポートを他の子よりも早く出せた。
   
    こういうことを、いつも目の当たりにしていれば、子どもも「す
   ぐに応える」子になります。
   
    子どもの躾けは簡単です。
   
    子どもは、周りの大人と同じ行動をする人間に育つからです。

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