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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.544 2014/11/23 発行部数 1127
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
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こんにちは。
小春日和に喜んだと思えば、急に冷え込む朝。
気温の変化に体がまいってしまいそうです。
お子さんは、元気ですか。
(^o^) 私の教室
水曜日に、研究発表会が、私の勤める学校で行われました。
100人を超す先生方が、他の学校から参観にみえました。
子どもたちに、研究会の授業をする、と言うと、「それは大変だ」
と、掃除を始めました。
いつも、掃除を真面目にやっていると褒められる彼らですが、今
回は、いつも以上に張り切って掃除をしています。
私が気づかなかったところにまで手を入れて、教室のみならず、
隣の学習室、その先の廊下、階段まで、休み時間を返上してやって
いる子もいて、驚きました。
おもてなしをするという心を持っていてくれることにも感動しま
したが、それ以上に、この子たちに、「私の教室」「私の学校」と
いう意識が芽生えていることが、うれしく思えました。
級友30人と暮らす部屋は、自分の部屋である。
こう感じている子は、30人分の心を見る視野を持っています。
400人で暮らすこの学校は、自分の学校である。
こう感じている子は、400人分の人の心を見る視野を身に着け
たといえます。
自分以外にも人がいる、と理解した時、自分以外の人が見える視
野を持った時から、思いやりの心が誕生し始めます。
相手のことを、自分のことのように考える。
これが、思いやりの第1歩だからです。
その思いやりが、家族、友達、と広がることで、その分、大きな
思いやりを持った人になります。
これが、成長することだと、私は考えています。
教室のごみを自然に拾えるようになった時、その子の視野は、学
級という広さに広がったと言えます。
廊下や運動場に落ちているごみを自然に拾える子は、学校という
大きさの視野をすでに持っています。
道に落ちているごみを自然に拾う子は、地域、いえ、もしかした
ら、国、人類、地球くらい視野と意識が広がっているのかもしれま
せん。
どこを一所懸命に掃除しているか、どこのごみを自然に拾ってい
るかをみれば、その子の視野の広がり、すなわち人間として、どの
くらい成長しているかがわかります。
お子さんは、家の中のごみ、家の周りのごみ、道路のごみ…、ど
んなごみを自然に拾っていますか。
負けた試合の後でさえ、ごみを綺麗に拾って帰るサッカーの日本
のサポーターが世界で称賛されています。
その一方で、バイパスのインターチェンジにごみが散乱している
のを見たり、子どもたちのあこがれの野球のメジャーリーグの選手
が使った球場のベンチがごみで汚れていたという話を聞いたりして、
さみしくなったりもする今日この頃です。
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を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★