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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.566     2015/4/24  発行部数 1094
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    ゴールデンウィークも待ち遠しいところですが、その前に、体調
   不良の人が多くて気になります。
   
    年度初めはどうしても無理をしてしまう人が多いのだと思います。
   
    お子さんは、いかがですか。
   
        (^o^) 誰かが僕を蹴りました
   
    体育で、遊具を使ったトレーニングを終えたA君が、擦りむいた
   膝小僧を見せながら、私に言いました。
   
    「誰かが僕を蹴りました」
   
    そこで、詳しく聞いていくと、「誰かの足が自分の足にからんで
   転んでしまったが、誰とそうなったのか、それが故意に行われたの
   かは、よくわからない」という内容に変わっていきました。
   
    ここで、はっきりしたのは、A君が誰かの足によって転んだとい
   う事実があったこと。
   
    そして、それが故意に行われたのかどうかというのは、それが事
   実かもしれないし、事実ではないかもしれない、ということです。
   
    A君が転んだ真の原因は、まだわかりませんが、まだわからない
   この時点でのA君の発言は、「喧嘩の火種」になるおそれがありま
   す。
   
    これは、A君にとって「損なこと」です。
   
    長い人生の中では、本気で闘わなければいけない事態が起こりう
   ることがある、とは思いますが、もしそれが、ただの勘違いで、喧
   嘩や戦争が起こるとしたら、馬鹿らしい話です。
   
    誰かの足が自分の足にからんで転んでしまった時、
   
   A 誰かが僕を蹴った
   
   B 誰かと足が絡んで転んでしまった
   
   C 自分は誰かを蹴飛ばしてしまったかもしれない
   
   など、どんなふうに感じ、どんなことを口にするかで、それからの
   事態は180度変わります。
   
    たとえ事実がどうであっても、
   
   Aなら、喧嘩が起こるだろうし
   
   Bなら、周りも落ち着いて事実をつきとめてくれるだろうし、
   
   Cなら、後々、応援してくれる人が多い人生を歩むでしょう。
   
    コップの中に水が半分ある時、「まだ半分ある」と言うか、「も
   う半分しかない」と言うか、という設問は有名です。
   
    事実は、思い方一つで180度違うものになるのであり、その思
   い方は、自分の使う言葉一つで変わるのだということを、子どもの
   うちに理解していってほしいと願っています。
   
    お子さんは、事実に対して、どんな言い方の癖を持っていますか。

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