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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.567     2015/5/3  発行部数 1093
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    ゴールデンウィークは、家族一緒の時間がたくさんとれています
   か。
   
    家族でたくさん、おしゃべりをするのは、お子さんの能力を高め
   るのに、とても重要です。
   
    家族旅行など、日常と少しだけ違う空間でのおしゃべりは、お子
   さんの脳も新鮮で、いつもと違う語彙が、お子さんの中に植えられ
   る時ですね。
   
    また、こういう日常と違う時間は、お子さんの言葉に、いつもよ
   り注意深く耳を傾けられる時でもあります。
   
        (^o^) 気づき、考える
   
    今年、学校の目標に「気づき考えやりぬく子」というのが加わり
   ました。
   
    東海一中がサッカーで全国制覇をした頃から掲げている「見よ読
   め動け」と同じです。
   
    「気づく」と「考える」の違いが分かりにくいかもしれませんが、
   こんなふうにとらえると良いと思います。
   
   「どうしたらいい(ですか)?」という質問をする子は、「気づく」が
   できています。
   
    日常生活の中で、「気づく」は、ごく簡単です。
   
    何かをしようとすれば、必ず障害にぶつかるからです。
   
    「困ったなあ」と思えば、それが「気づく」です。
   
    困ると、大人に「どうすればいいの?」と訊くことになります。
   
    ただ、それが少ない子もいます。
   
    その場合は、その子が、自ら積極的に何かをしていない証拠です。
   
    コンピューターゲームでは、「気づく」は起こりません。
   
    困ったら、リセットすればいいからです。
   
    「気づく」は、積極的に動いた子が困った時に育つ力です。
   
    「気づく」から、「考える」に進歩したかどうかは、「どうした
   らいいの?」という質問が、「こうしたいのですが、いいですか?」
   という質問に変わったことでわかります。
   
    お子さんの質問が、「どうしたらいいの?」なのか「こうしたい
   のですが、いいですか?」なのかを、よく聴いてください。
   
    「こうしたいのですが、いいですか?」に変わっていたら、進歩
   したと褒めてください。
   
    もし「どうしたらいいの?」が続いたら、「あなたはどうしたい
   の?」と問い返すことを繰り返すことで、子どもは「気づく」から
   「考える」に進歩していきます。
   
    「やりぬく」ことが最も大事ですが、「気づき」「考えた」子は、
   すでに行動を起こせている子なので、最後までやるように、少しだ
   け手を貸してやれば、順調に伸びていくと思います。
   
    最近のお子さんの質問は、「どうしたらいいの?」ですか、「こ
   うしたいのですが、いいですか?」ですか。

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