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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.573 2015/6/12 発行部数 1084
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。本格的な梅雨ですね。
子どもたちは外で遊びたくて、うずうずしていると思いますが、
こんな時こそ、家事や勉強を無理やりやらせるチャンスです(^o^)/。
(^o^) 親の人生プラス1
こんなお便りをいただきました。
みなさんの声***********************************************
時間をかけてゆっくり書いたらきれいな字が書ける事を本人もよく
知っているけど、早く遊びたいからと字が汚いままの書き取りをし
ている事が多々あります。
そういう時は、書き直しさせた方がいいのでしょうか?
***********************************************みなさんの声
お子さんに自覚が生まれるまでは、親が必要だと思うことは親が
強制するべきです。
特に、10歳までは、「身につけるべきこと」は強制的にやらせ
ましょう。
親が、「自由」という言葉の間違った解釈に惑わされたり、子ど
もに嫌われたくないという思いに一瞬でも囚われたりして、強制す
ることをためらうと、子どもは、何もしなくなります。
人が「アリとキリギリス」の話を実感するのは、「ことが終わっ
てから」です。
その時になって初めて、親に強制されたおかげで身についていた
実力に、心から感謝するのです。
強制されたことは、いつお子さんの人生の役に立つかは、わから
ないのですから、子どもから直接感謝されるのを望んでいる親は、
きっと、それができないと思います。
いつ花が咲き実になるかはわかりませんが、親が大事だと思うこ
とは、強制的にでもやらせるべきです。
ただ、この「強制」も、一つ注意点があります。
それは、親が「実感していること」をやらせなければいけないと
いうことです。
教育評論家が言っているから、とか、「世間」ではみんなやって
いるらしいから、という理由で、それを強制すると、失敗します。
強制されること=嫌なこと、です。
なのに、強制している人に心からの自信がないのでは、やらされ
る方は疑心暗鬼になったり、反発したくなります。
失敗しないためのキーワードは「親の人生プラス1」です。
例えば、「自分は子どもの頃、箸の持ち方について親から厳しく
言われたが、そのおかげで、何度も得をしている」というように、
子どもに強制することは、親が「これをすれば人生の役に立つ」と、
すでに実感していることが大切なのです。
そのためには、まず親が、自分自身の人生を振り返ることから始
めましょう。
A 親に強制されたけど、実は自分も楽しくて、その後の人生にも役
立ったこと
B 親に強制されている時は本当に嫌だったけど、その後の人生には
とても役立ったこと
C 親に強制されて嫌々やったけど、何の役にも立たなかったこと
自分が親の「強制」でやってきたことを、この3つに分けます。
AとBは、自信を持って、お子さんに強制してください。
次に、自分は実際にはやってこなかったけれど、やりたかったの
にできなかったこと、もしやっていればもっと豊かな人生になった
だろうと思える沢山のことの中から、一つだけ選んでください。
これが「プラス1」です。
やはり、子どもには、親より幸せになってほしいですからね(^o^)。
私は、自分がやれなかったことの中から、一つだけ「ピアノ」を
娘と息子に無理やりやらせました。
息子は当時、泣いて嫌がった時期もありましたが、今は、自分の
楽しみのためにピアノを弾いているのを見かけます。
10歳までは、自信を持って、大事なことを子どもに強制してく
ださい。
でも、親が世間の意見に惑わされたり、欲張って「プラス2以上」
にすると、きっと失敗します(^o^)。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★