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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.574     2015/6/19  発行部数
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    体育で水泳指導が始まりました。
   
    水泳指導は10時間です。
   
    その間に、田んぼのオタマジャクシや蛙のようにすいすい泳げる
   ようにしてやらなければいけませんが、欲張りすぎると指導を失敗
   するので、工夫が必要です。
      
   みなさんの声***********************************************
   息子と二人の娘に、私がやりたくてもできなかったピアノをやらせ
   ていたところ、中学生だった娘に「これ(だけ)は感謝してる」と
   言われました。
   ***********************************************みなさんの声
      
    欲張り過ぎなかった「プラス1」、大成功ですね。
   
    でも、どうしても欲が出て、プラス2以上にしたくなる時は
                             …(^o^)。
   
         (^o^) 10年間だけ理想の人を演じる
   
    35年間、小学生とつきあってきて、つくづく思うのは、「子は
   親の鏡」だということです。
   
    どの子も、お父さん、お母さん、そっくりです。
   
    これは、姿形のことではありません。
   
    どんな物の見方をするか、どんな言葉を選ぶか、というような行
   動様式のことです。
   
    有名な教育評論家の話を聞き、その通りに子どもに言ってみても、
   評論家の言うとおりの結果にならないのは、結局、「親が何を言っ
   ても子どもは親の言う通りには育たず、親がした通りに育つ」から
   です。
   
    ですから、こんな人間に育ってほしいと願ったら、親自身が、そ
   ういう理想の人間でいればよいわけです。
   
    「そんなの無理です。」と言われそうですが(^o^)、こんなふうに
   考えてみてください。
   
    まず、「理想の人」を演じるのは、子どもが生まれてから10年
   間だけです。
   
    お子さんが二人で、3歳違いだとすると、13年間の辛抱(^o^)で
   す。
   
    80年から90年の人生で、10年間は長く感じますか。
   
    次に、「理想」についてですが、「親と正反対の人生を歩んでほ
   しい」と漠然と思っていると、理想の人を演じるのは大変なことに
   なります。
   
    でも、よく考えてください。
   
    お父さん、お母さんの今の人生は、とっても素敵です。
   
    お互い、素敵な人に出会って結婚し、かわいい子供に恵まれたの
   です。
   
    基本的に幸せな人生です。
   
    ですから、「こんな人に育ってほしい」という願いのほとんどは、
   お父さん、お母さん御自身がすでに実現されているのです。
   
    でも、自分を振り返ると、子どもには、もっとやさしい人になっ
   てほしいとか、もっと明るい人になってほしいとかいう願いがわい
   てきます。
   
    そうしたら、親は10年間だけ、少し無理をして、優しい人や明
   るい人を演じればいいのです。
   
    上品な人になってほしいと思ったら、お父さん、お母さんが理想
   とする上品な話し方で、10年間過ごしてください。
   
    もっと勉強してほしいと思ったら、お父さん、お母さんも、御自
   身の仕事に関する勉強を猛烈にやればいいでしょう。
   
    演じるのは大変ですが、愛する子どものためです(^o^)/。
   
    もっと運のいい人になってほしいとか、不幸な目にあわない人に
   なってほしいとか思うかもしれません。
   
    そうならば、赤ちゃんが生まれた日から、ご夫婦で、ラッキーだ
   った話をたくさんし、それから10年間、家族の食卓で(どんなにち
   いさなことでも)本当にあったラッキーな話をしつづけてください。
   
    そうすると、10年後には、お子さんが「幸せ見つけ」の達人に
   なっていて、それが幸運を呼び込むようになります。
   
    それでも、「親と正反対の人生を送ってほしい」と思ったら、い
   ちばん不幸だったことを思い出して、それがなぜ起こったのかを考
   えてください。
   
    その原因のほとんどが、避けられない運命だと思えるでしょうが、
   冷静に、よく考えると、必ず、自分の中に少しだけ原因があること
   が多いようです。
   
   「あの時、あんな言い方をして、あの人を傷つけなければ…」
   「あの時、欲張って、これを選ばずに、こちらを選んでおけば…」
   「あの時、躊躇せずに、思い切ってやっていたら…」
   「あの時、あんな無茶をしなかったら…」
   
    「あの時、あんな言い方をして、あの人を傷つけなければ…」
   
    それがわかったら、10年間、優しい言葉だけを使う人を演じ続
   けましょう。
   
    「あの時、欲張って、これを選ばずに、こちらを選んでおけば…」
   
    それがわかったら、10年間、謙虚に振る舞う人を演じ続けましょ
   う。
   
    「あの時、躊躇せずに、思い切ってやっていたら…」
   
    それがわかったら、10年間、新しいものに挑戦する人を演じ続
   けましょう。
   
    「あの時、あんな無茶をしなかったら…」
   
    それがわかったら、10年間、冷静な人を演じ続けましょう。
   
    プラス2以上を望むなら、プラス2以上は、お父さん、お母さん
   御自身が、まず、やってください。
   
    10年間、理想の人を演じるのは、親の義務です。
   
    10年間、理想の人を演じられて初めて、人は親になります。
   
    教師も同じです。
   
    それに、理想の人を演じ続けると、お父さん、お母さん自身の生
   活に、ちょっと面白いことが起こりますよ(^o^)。
   
    演じるのは、たったの10年と思えば、やれるような気がしませ
   んか。

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