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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.577     2015/7/10  発行部数 1084
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    ALTに、日本の梅雨は6月ではなかったですか、と訊かれました。
   
    7月なのに、いちばん梅雨らしい日が続いています。
   
    しかし、この雨のわずかな合間に、水泳の授業は行われています。
   
    プールから出ると、6月よりも寒いくらいです(^o^)
   
         (^o^) 平泳ぎ
   
    5年生になると、平泳ぎができるように指導します。
   
    一番の難関は、足の蹴り方です。
   
    クロールやバタフライは足の甲で水をうちますが、平泳ぎは、足
   の裏で水を蹴ります。
   
    最初から難なくできてしまう子もいますが、意外に、できない子
   も多く、これを直すのが大変です。
   
    あまりに大変なので、うっかりしていると、ワンシーズンの水泳
   授業が、これだけでほとんど終わってしまったこともありました。
   
    しかし、平泳ぎの大事なポイントは、もう一つあって、私は、こ
   ちらの方が重要ではないかと思っています。
   
    それは、手を開くタイミング(「手のかき」と「足の蹴り」のタイ
   ミング)です。
   
    平泳ぎの「足の形」ができるようになっても、なかなか長い距離
   を泳げるようにならない子が、時々います。
   
    それは、手と足のタイミングがおかしいからです。
   
    上手な子を見ると、蹴った後、きれいな蹴伸びの姿勢を保ってい
   ます。
   
    蹴伸びをしている間、足で水を蹴った力で、その子の体は、ぐい
   っと前に出ます。
   
    足の力を十分に生かした後、手を広げ出すので、使ったエネルギ
   ーがすべて効率よく使われるため、上手な子は、力を使わずに早く
   泳ぎ、その結果、長い距離も楽に泳ぐことができます。
   
    しかし、多くの子は、蹴伸びの姿勢を十分にする前に、手を開い
   てしまいます。
   
    そうすると、足でけった前進エネルギーは、手によって邪魔され、
   ばたばた手足を動かしても、使ったエネルギー以上に進まないため
   に疲れてしまいます。
   
    25mは何とか平泳ぎで泳げるのに、50mがなかなか泳げない
   子の原因は、ここにあります。
   
    平泳ぎの形を覚えることも大事な学習ですが、水泳の学習で最も
   大事なのは、水の中で命を失わない力をつけることで、余分な力を
   使わず長い距離を泳げるようになることは、子どもの命を救うこと
   になるのです。
   
    もし、平泳ぎは何とか泳げるけれど、距離が伸びないようでした
   ら、夏休みの家族レジャーの水遊びで、手と足のタイミングをみて
   やってください。
   
    クロールも、美しい蹴伸びの姿勢ができているかが、大事なこつ
   のひとつです。
   
    「力を上手に抜いて、美しく」
   
    体育も音楽も、学習中の姿勢も、人生も(^o^)、うまくなるこつは
   「力を上手に抜いて、美しく」…シンプルですね。
   
    最も大事なことというのは、突き詰めると同じ事だった、という
   ことが多いようです。

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