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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.578     2015/7/18  発行部数 1082
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    太陽の出ない1週間が過ぎたと思ったら、突然の猛暑。
   
    日本の四季に風情がなくなっていくのは、気象の異常のせいだけ
   では、ないかもしれませんが(^o^)。
   
         (^o^) 学級懇談会に出席する
   
    夏休み前の授業参観・学級懇談会が行われました。
   
    授業の方は、「竹取物語」を読む国語の授業をしました。
   
    「面白かった」という感想をいただきました。
   
   (御興味のある先生がいらっしゃったら、一太郎の文書ですが、お送
   りします)
   
    学級懇談会の方は、最初に私の方から、現在の学習のポイントと、
   夏休みの学習についてお知らせした後、学級役員さんの司会で、和
   やかにいろいろな話題について情報交換がなされました。
   
    インターネット、携帯電話の子どもの使用状況や、それに関わる
   事件など。
   
    小遣いの与え方、現在の金額、どんな使われ方をしているか、友
   達との貸し借りなど。
   
    自転車で加害者になった時のための保険はどうしているか。
   
    また、となりのクラスでは、
   
    どうやって60分の家庭学習をさせているか、宿題は家の中のど
   んな場所でやっているか、
   
    口答えをする年齢になったが、どう対処しているか、
   
   なども話題になったそうです。
   
    授業参観日は平日に行われることが多いので、なかなか参加でき
   ないという方も多いですね。
   
    職場から駆けつけて、授業だけ見て、職場へ急いで戻っていく、
   というのも、ありがたい話ではありますが、懇談会は、授業参観と
   同じくらい重要だということを、ぜひ、知ってほしいと思います。
   
    理由は、主に二つです。
   
    一つ目は、生の情報を手に入れられるということです。
   
    小遣いのこと、ネット利用のことなど、どんな教育書を読んでも、
   実は参考にはなりません。
   
    なぜなら、子どもたちは、「自分たちの社会」の中で、その価値
   を決めて行動しているからです。
   
    お子さんが、どんな経済活動をしているのか(100円の価値をど
   う思い、小遣いをどのように使わざるを得なくなっているか…)、ゲ
   ーム依存、ネット依存は、友達との付き合い方にどれほど影響を受
   けているか、等は、今、お子さんと関わっている子どもたちの実情
   によって左右されているのです。
   
    ですから、一緒の学級のお父さん、お母さんからの生の情報は、
   大変重要なのです。
   
    理由の二つ目は、さらに重要です。
   
    それは、親同士が互いに顔見知りになれる、ということです。
   
    子どもたちは、互いにぶつかり合い、いろいろな問題を起こしま
   す。
   
    しかし、最初は厄介なものに見える問題も、子どもは、ほとんど
   自分たちで解決します。
   
    そういったぶつかり合いは、子どもたちの成長に欠くことのでき
   ないものです。
   
    こうした体験を通して子どもが成長するためには、大人の見守る
   姿勢が大事です。
   
    子どもが、何か問題が起こったと家に帰って話した時、相手の子
   の親御さんの顔がさっと目に浮かべば、余裕を持って、それを聞き、
   助言することもできます。
   
    また、互いに顔見知りになっていれば、子どもの知らないところ
   で連絡し合い、子どもたちの成長にふさわしい解決方法に向けて、
   子どもを導いてやることもできます。
   
    子どもたちが大喧嘩をするほど大変な問題になっても、親同士が
   顔見知りなら、ほとんどのことが上手に解決し、それが子供の心の
   栄養にもなるのです。
   
    ところが、相手の子の親を全く知らないと、疑心暗鬼にかられ、
   子どもの状況とは関係なしに、親の心の中で問題が肥大化しするこ
   とも少なくありません。
   
    本当は、何のこともない、小さな子供同士の諍いが、親の疑心暗
   鬼によって、マスコミまで躍らせてしまうような大問題に発展する
   ことさえあります。
   
    こうなると、問題がどのように解決しようとも、その事件は、子
   どもの心の栄養にはなりません。むしろ毒となるのです。
   
    授業参観日に、学級懇談まで出席するには、とても無理をしなけ
   ればならないこともあると思います。
   
    しかし、顔を合わせ、声を聞くという行為は、私たちが普段思っ
   ている以上に、価値のあることなのではないかと思います。
   
    親が無理をした分、子どもは大きく成長します。

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