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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.579     2015/7/24  発行部数 1081
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    竹取物語の指導案のお問い合わせ、ありがとうございます。お役
   に立てれば、何よりです。
   
    今日は、市の音楽会。
   
    学年全員で、「上を向いて歩こう」を歌い、「スターウォーズの
   テーマ」を演奏してきます。
   
    昨年は、「Let it go」と「あまちゃんのテーマ」でした。
   
    半年後のスターウォーズ公開まで、子どもたちは覚えていてくれ
   るでしょうか(^o^)。
   
    そして、音楽会が終わると、子どもたちが待ちに待った夏休みで
   す。
   
         (^o^) コンテストなら最初の一文
   
    読書感想文の宿題は出ていますか。
   
    毎年のことですが、書き方について、まとめておきます。
   
    まず、本は、感想文が書きやすそうなものを選びます。
   
    主人公が、自分と同じくらいの年齢の物語だと、自分の生活を反
   映したものが書けます。
   
    伝記等を選んだ場合も、その人の幼少の頃のことが書いてあると、
   感想文が書きやすくなります。
   
    また、自分が好きなものが出てくるお話なら、感情移入もしやす
   いでしょう。
   
    犬が大好きな子は、犬が出て来る物語が書きやすいかもしれませ
   ん。
   
    その他、日頃から、ものすごく興味を持っていることなら、図鑑
   でも読書感想文は書けます。
   
    推薦された本も良いのですが、自分に「合わない」こともありま
   すので、そこで無理をしても、よい感想文にはなりません。
   
    本を決めたら、一度、ざっと読みます。
   
    ざっと読んで、いくつかの印象に残ったことを書き留めます。
   
    この時に、何も感じなければ、この本はやめて、次の本にした方
   がよいと思います。
   
    次に、印象に残ったのが、どの場面のことかを探しながら、もう
   一度読みます。
   
    その場面を見つけたら、付箋を貼ったり、ページをメモしておき
   ます。
   
    次に、その中から、いちばん書きたいことを選びます。
   
    自分の意見が最も簡単に書けそうなこと、と考えてもいいですね。
   
    自分が日頃考えていること、自分の実際の生活と関連することを
   選びましょう。
   
    いくら、素晴らしいことを書こうと思っても、日頃から考えてい
   ないことや、自分の経験からかけ離れていることでは、スムースに
   文を書き進めることはできません。
   
    次に、感想文の骨組みを考えます。
   
    1 自分は、今まで、こんなふうに思っていた。(こんな生活を送
   っていた。)
   
    2 しかし、この本を読んで、こんなことに気づいた。(この本は、
   自分に気づかせてくれた。)
   
    3 だから、これから自分は、こうしたいと思う。
   
    このような骨組みができたら、2を、いくつかの場面を使って膨
   らめていきます。
   
    最後に、1、2、3(の具材)を、(サンドイッチのパンで)挟むよ
   うに、最初の段落と、最後の段落を付け加えます。
   
    コンテスト狙いなら、最初の一文は重要です。
   
    会話文から入る、疑問文から入る、などの方法がありますが、と
   にかく、審査員が「はっとする」書き出しを考えましょう。
   
    同様にタイトルも重要です。
   
    「○○○を読んで」というタイトルではなく、小説のタイトルを
   書くように考えてみましょう。
   
    最初の一文と、タイトルがかっこよく決まったら、最後の文を、
   最初の一文に呼応するように締め括って完成です。
   
    親が教えながら書く、というのが、よくないように思っている方
   もいらっしゃるようですが、積極的に手伝った方がよいと私は思い
   ます。
   
    ほとんど親のアイデアだけで書き上げたものが、いきなり凄い賞
   をとってしまうのもまずいですが、1年生の時から毎年、親と一緒
   に考えながら書くことで、書き方を覚え、その成果として、何年後
   かに自分で書いたものが入賞するというのは、正しい学び方です。
   
    大事なのは、一緒に考えてやっている時、親が楽しそうな顔をし
   ていることです。
   
    鬼のような顔で感想文を書かせると、子どもは一生、文を書くの
   が嫌いになりますから(^o^)。

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