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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.581     2015/8/8  発行部数 1079
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。暑い日が続きます。
   
    お子さんは、元気に宿題を終えましたか(^o^)。
   
    大人は、適度に冷房を使い、じっとしていたほうがよいと思いま
   すが、子どもは上手に水分補給をしながら汗をかく方が、体にはい
   いかもしれませんね。
   
          (^o^) 反抗期というもの
   
    保護者面談で、A君とB君のお母さんから、「反抗期に入ったよ
   うで、親に口答えをして困ります。学校でも同じような態度で過ご
   していないか、心配です」と言われました。
   
    ご安心ください。A君とB君は、学校では、そんなことは一切あ
   りません。
   
    反抗期という言葉は一般的に使われますが、誰もかれもが同じ時
   期に親に反抗するわけではありません。
   
    よく反抗期と言われるのは、幼児期と、青年期の初めの2回です。
   
    小学生で問題になるのは、青年期の初めの第2反抗期と呼ばれる
   ものです。
   
    これまで、何度も申してきましたが、子供の成長には、6歳、
   10歳、14歳、18歳と、約4年ごとの節があります。
   (多分6歳の前は2歳だと思われますが、幼児をよく見ていないの
   で、私にはまだわかりません)
   
    そして、その節ごとに体の成長の具合が変わっていきます。
   
    各4年間の中でも、10歳から14歳は第2次性徴の始まりから
   安定という、体にとってはとても大変な時期です。
   
    大人になるためのホルモンが脳からたくさん出るので、それを処
   理しきれなくて、子どもの心は、何か正体のわからないもやもやし
   たガスに包まれて、落ち着かなくなります。
   
    そのガスは、心に溜めておくことができないので、必ずどこかへ
   噴出します。
   
    一番出やすいのは、いちばん身近で、いちばん甘えられる親に向
   けてです。
   
    これが、親への反抗期ということになります。
   
    A君、B君のように、親に向けてガスが出ている子は、それで済
   むので、他の場所で、同様のことはしません。
   
    ですから、学校でも家と同じような反抗的な態度ではないか、と
   心配する必要は全くないのです。
   
    ところが、もし、何かの事情があって、親に向けてガスを噴出で
   きない子は、他の場所でガスを抜きます。
   
    むかし、学校で暴れた子たちは、みんな、
   
   ・家では良い子
   
   ・甘えられる親が近くにいない など、
   
   家族の中に、ガスの噴出先がなかった子たちです。
   
    10歳を越えても(あくまでも節の始まる年齢に個人差があること
   をお忘れなく)、家で反抗の兆しが出ない場合は、
   
   A 学校など、どこか他の場所でガスを出している
   
   B ガスが溜まっているのに気づかないくらい何かに夢中になって
   いる
   
   のどちらかです。
   
    Bが理想的に思えますが、残念ですが、ほとんど、これはないと
   考えて(^o^)、もし、家であまりに「できすぎくん」なら、どこかで
   ガスを出していないか、心配してみてください。
   
    4年間は、長く感じるかもしれませんが、第2次性徴が安定すれ
   ば、子どもも、その時点で変わるので、それまでは、がんばってく
   ださい。
   
    子育てには、いろいろなことが起こります。
   
    その正体がわからず、いつ終わるかもわからないのでは、親もへ
   とへとになってしまいますが、「4年の節」で考えていくと、ゴー
   ルもわかって、親もがんばりがきくのではないでしょうか。

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