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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.585     2015/9/5  発行部数 1074
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。毎週、コメントなど、たくさんの応援をありがとう
   ございます。
   
    次回ライブが決まりました。
   
    9月12日(土)  10時より30分間
     新東名高速道路浜松(上り)
    ヤマハ ミュージック・スポット
   
    いつもと同じプログラムですが、偶然通りかかったら、1曲聴い
   て行ってください。
   
          (^o^) 先生が来た
   
    5年生の教室でのお話です。
   
    職員室で急用ができ、教室に行くのが授業開始から5分遅れまし
   た。
   
    廊下を曲がると、教室の方から、子どもたちの騒ぐ声が聞こえて
   きます。
   
    私が教室の前に現れると、席を立って走り回っていた子も、すば
   やく席に着き、日直がさっと黒板前に立って「4時間目を始めましょ
   う」と言いました。
   
    国語の授業の始めは、新出漢字の勉強なので、今日の漢字の担当
   の子が説明を始め、説明が終わると、みんな静かにその字の練習を
   始めました。
   
    これはチャンスだと思い、子どもたちを叱りました。
   
   「どうして、怖い人が来るまで、自分の仕事をしなかったのか」
   
    授業の時間になっても、先生が來るまでは遊んでいる。
   
    これは、もしかしたら、「普通」の日本の学校の風景かもしれま
   せん。
   
    先生の姿が見えたら、さっと席に着き、自分たちで学習を始めた
   のですから、なかなか優秀なクラスとして見られるかもしれません。
   
    でも、私は叱りました。大事なのは、「何をきっかけに、その行
   動をしたか」だからです。
   
    仕方なく職場に行き、時間が来たから仕方なく仕事を始め、終業
   時刻を待ち遠しく待ち、1日の大半を費やした仕事から、個人的に
   何も得ることなく1日を終わる。
   
    もちろん、これでも給料はもらえて、家族を養っていけるのです
   から、間違いではないでしょう。
   
    でも、せっかく仕事をするのですから、楽しみにして職場に行き、
   始業時間に関係なく仕事を始め、時間を忘れて仕事に打ち込み、自
   分で工夫したことや出会った人たちを、その日の宝物にして1日を
   終える、という1日にできたら、どんなに素敵でしょう。
   
    今の日本は、がんばり方を間違えなければ、工夫・努力した分、
   生活が豊かになっていく、とても幸せな国です。
   
    仕方なく仕事をして1日を我慢して暮らしている人は、きっと一
   生、同じ状況でしょう。
   
    でも、自ら仕事に取組み、工夫し進歩していく人は、豊かな一生
   を送るでしょう。
   
    驚かれるかもしれませんが、そのスタートが、「先生が来たから
   ○○する」か「先生が来ても来なくても、自分の意志で○○を始め
   る」か、の違いなのです。
   
    ○○としたのは、それが勉強でなくてもいいからです。
   
    授業の時間になった。でも、先生が来ないから先生の授業は始ま
   らない。
   
    先生が来ても来なくても、この授業時間は自分の時間だから、自
   分のために読書をしていよう。
   
    または、今日は○○さんとたくさんおしゃべりがしたいと思って
   学校に来たから、先生が來るまで○○さんと話していよう。
   
    または、国語の時間だけど、算数で面白い問題があったから、先
   生が来るまでは、算数をやっていよう。
   
    先生が来ないのですから、国語の時間だからといって、国語の勉
   強を始めなければならないわけではありません。(もちろん、国語の
   勉強を始めてもOKです(^o^))
   
    こんなふうに、自分のすることを、(怖い人がやれというからやる
   のではなく)、自分で決めることが大事なのです。
   
    10歳以前の子どもには、この話は難しすぎます。
   
    この話を10歳から聞き始めて、14歳までに「心の癖」にまで
   高められれば、その子は、一生、仕事を自ら追いかけ、豊かな暮ら
   しに向かって、ずっと上り坂の人生を歩めると思います。
   
    この話に関しては、10歳以前に聞いても難しいのですが、一般
   的に「心の癖」というのは、若ければ若いほど、簡単な方法で、身
   につけることができます。
   
    10歳から14歳の4年間は、良い心の癖を「簡単に」つけられ
   る最後のチャンスです。

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